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iroha女性社員に聞いてみた! 私がご機嫌に過ごすための3つのルール
【第4回:iroha INTIMATE CARE製品開発担当 大森真弓】

 

女性向けセクシャルウェルネスブランドである「iroha」。

 

開発から製造、販売、PRにいたるまで、多くの女性たちが関わって作っているブランドです。そんなirohaに勤めている中でよく聞かれるのが、「どうしてirohaで働こうと思ったの? 」という質問。

 

入社理由は実にさまざまですが、どの女性社員にも共通しているのが、「自分なりの信念を持ってirohaを広めるために働いている」ということ。
そして、一人ひとりがオリジナルの「自分なりのご機嫌でいる方法を持っている」ということでした。

 

そこでこの連載では、「irohaを支える中の人」としてさまざまな部署で働く女性社員たちに、「入社の理由」から「ご機嫌でいる秘訣」まで、気になることを聞いていきます。

 

普段の生活の中で小さな生きづらさを感じている方や、これからの働き方を考えていきたい方に、この連載が少しでも寄り添えるヒントになったら…とてもうれしいです! 

 

入社は「世の女性が少しでも楽になる手助けができれば」という想いから

大森真弓

iroha

1980年7月24日生まれ。

新卒から30代半ばまで広告業界でデザイナーを経験し、その後デザイナーとして入社した化粧品会社で開発を兼務。後に開発一本に絞り2社ほど環境を変え、化粧品業界で商品企画開発を担当。
2022年にTENGA社へ入社し製品開発部にてデリケートゾーンケア製品や潤滑ジェルなど化粧品カテゴリーを担当。

趣味は美味しいものを食べに行く、美術・デザイン鑑賞、ラジオ・ポッドキャストなど耳活、CLIP STUDIOでお絵描きをすること。

 

Q.入社の理由を教えてください。

一番の入社理由は「世の女性が少しでも楽になる手助けができれば」という想いからでした。

人の役に立つ商品カテゴリーにより深く携わりたいと考えていた時に、偶然TENGA社の求人を発見。TENGAが販売開始した頃から存在を知っていて、アイコニックで格好いいデザインの商品を出している会社という印象でした。

この会社でものづくりをすることで、性的なことや、婦人科系疾患などで悩む女性を少しでも楽にする何かができるのではと思い応募しました。
 
私自身が10代のころからPMDD(月経前不快気分障害)が激しい体質でした。PMSやPMDDという言葉も知らなかった頃は「仕方がないもの」として何もできずにいたので、とても後悔しています。

デザイナー業の時には、24時間働く勢いの生活でした。それでも楽しかったし、好きで就いた仕事なのでガツガツ仕事したいのに、自分のホルモンバランスに凄く苦しめられていて「身体が邪魔! 」と思いながら生活していました。

今思うと発狂しながらつっ走っていた状況で、その苦しみがなかったら全く違う気持ち・コンディションで仕事できたのにな、色んな環境で同じように苦しんでいる女性がたくさんいるだろうな、と今でも毎日思い返します。
 
デリケートゾーンケアはもちろん、セルフプレジャーはセルフケアの一環だと思っています。デリケートゾーン周りに意識を向ける時間が少しでも増えると、早い段階で自分の身体の変化に気づけるのではないかなと思っています。
 
※PMSの中でも、特に心の不調が大きく、日常生活や社会生活に支障を来たしているような状態のこと

 

 

Q.入社が決まった時の周りの方の反応は? 

幸いなことにポジティブな反応をする人ばかりでした。
今思うと元々、知人友人に性的なカテゴリーの会話や相談をしやすい人が多かったんです。

TENGA社にいることを知って、性的な悩みを相談してくれた友人もいましたし、「すごく大事なことだよね」「今後どんどん発展しそうなカテゴリーでいい仕事ができそうだね」と言ってくれる人が多かったです。

 

 

Q.普段のお仕事は? 

irohaやiroha INTIMATE CAREの化粧品カテゴリーの製品開発を担当しています。

開発する製品が決まったら、特徴成分、香りやテクスチャーの方向性を決めてOEM(受託製造先)へ依頼。サンプルの官能評価(人間の感覚を用いて製品の品質を判定する検査)をし完成までブラッシュアップを繰り返します。容器やその周辺の資材の検討も行います。

コツコツ繰り返し検証する業務が多いですが、そこが自分に合っていると思います。

▲ソープの香り調整を検討している時の写真

 

 

Q.仕事をする上で苦労することはありますか? 

「どんな使用感? どんな成分なの? 」ということも大事ですが、商品を使用した「その先」が見える製品にするまでのコンセプトやストーリー作りが難しく、悩むことが多いです。

たくさんの製品が溢れかえっている世の中で「単純に何か作って発売」と完結してしまうと、他でも替えが効く意味のない商品になってしまいます。
 
どうしたら必要とされる製品になるのか、製品は購入者の何を解決することができるのか、使用したその先にどんな生活が待っているのか、お客様のマインドにどんな変化を起こせるか…。
「だから何? 」で終わらない製品にするための背景の検討にいつも悩みます。

 

 

Q.嬉しさややりがいを感じる瞬間は? 

お客様やお取引先様と接する業務をしている社員から、製品に対してのポジティブな反応を共有してもらえた時です。

オンラインショップのレビューでも製品への評価を拝見できますし、ネガティブなコメントにも必ずヒントがあるので、どちらにしても評価をもらえるということはとてもありがたいです。

 

 

 

私の毎日をご機嫌に過ごすための3つのルール「予定のない日を必ず作りひとり時間を大切に過ごしています」

「世の女性が少しでも楽になる手助けができれば」という想いから、自身の経験を活かしつつ製品開発を担当している大森さん。

 

熱い想いを胸に、日々コツコツと検証やストーリー作りをしている大森さんが「ご機嫌に過ごすため」に心がけている3つのルールとは…? 

 

ご機嫌ルールその1「セルフケアアイテムを持ち歩く」

  1. 香りもの
    集中したりストレスを感じている時に呼吸が浅くなるので(止まってるんじゃないか!? と思う時もあります笑)、いい香りを嗅いで深呼吸します。
  2. ツボ押しアイテム:テラヘルツ鉱石のカッサ
    身体の凝りは、頭から身体の下にむかって順番に起こると聞き、頭・顔・首をマッサージできるようカッサを持ち歩いています。
  3. パーツケアアイテム(リップ、ネイル)
    ちゃんとお手入れしてる自分偉い~と褒めながら、作業の合間にケアします。

    自分を褒めるのもセルフケアです! 

 

 

ご機嫌ルールその2「ひとり時間を大切に過ごす」

予定を詰め込みすぎず、週末は必ず予定のない日も作ります。
その日の思いつきで一人でマイペースに出かけたり、家で過ごしたり。

出かける時は、行きたかったアート展鑑賞や、前からチェックしていた美味しそうなもの、リピートしたいものを食べに行くことが多いです。

家では、手を動かしてアウトプットする時間を作り、最近はCLIP STUDIOでお絵描きを始めました。
集中すると余計なことを考えなくなるので凄くいい時間になります。

 

▲アート展鑑賞によく行きます

 

▲今まで食べてきた「美味しかったもの」たち

 

 

ご機嫌ルールその3「耳活で爆笑する」

口角を上げると、脳が錯覚して「幸せ&多幸感ホルモン」がでる説をご存知でしょうか。
なんなら爆笑した方が早いです。

去年からハマっているラジオ番組で毎週日曜日、某アナウンサーの番組がありまして。
通勤時間にも聞いているのですが、毎回爆笑してしまう内容で、笑いが止まらなくて朝出勤した時にオフィスに入れなくなった時もあるほどです。

爆笑しながら出勤・退勤するとかなり気分が違います。全人類におすすめしたいです。

 

 

 

毎日をほんの少しhappyに! 次回の“3つのルール”もお楽しみに

今回は、丁寧な仕事と経験から得た豊富な知識を使って、ファンも多いINTIMATE CAREアイテムを世に送り出している大森さんにお話を聞きました。

 

「セルフケア」を日常のちょっとした瞬間にも取り入れつつ、ひとり時間や耳活など、余白も楽しむ姿がとても自然体で素敵でした。

 

この連載が少しでも皆さんの毎日にhappyを届けられますように…。
次回のiroha社員による「ご機嫌に過ごすための3つのルール」もお楽しみに! 

 

第3回目のご機嫌ルールはこちら

 

 

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