iroha女性社員に聞いてみた! 私がご機嫌に過ごすための3つのルール
【第2回:irohaブランドマネジャー 真仲潤】
女性向けセクシャルウェルネスブランドである「iroha」。
開発から製造、販売、PRにいたるまで、多くの女性たちが関わって作っているブランドです。そんなirohaに勤めている中でよく聞かれるのが、「どうしてirohaで働こうと思ったの? 」という質問。
入社理由は実にさまざまですが、どの女性社員にも共通しているのが、「自分なりの信念を持ってirohaを広めるために働いている」ということ。
そして、一人ひとりがオリジナルの「自分なりのご機嫌でいる方法を持っている」ということでした。
そこでこの連載では、「irohaを支える中の人」としてさまざまな部署で働く女性社員たちに、「入社の理由」から「ご機嫌でいる秘訣」まで、気になることを聞いていきます。
普段の生活の中で小さな生きづらさを感じている方や、これからの働き方を考えていきたい方に、この連載が少しでも寄り添えるヒントになったら…とてもうれしいです!
Index
入社は「性/生への向き合いをサポートしてくれたirohaにいつか恩返しがしたい」という想いから
真仲潤
irohaブランドマネジャー
1991年10月13日生まれ。
大学卒業後に出版社、デジタルエージェンシー、ブランディングカンパニーを経て、連載執筆活動の傍ら、都内大学院人類学教室でジェンダー/セクシュアリティをテーマに調査研究活動に従事。
性/生にまつわる仕事に関わりたい想いを強くし、2022年4月入社。2024年3月より現職。趣味は読書、映画・ミュージカル鑑賞、人間観察、旅。
Q.入社の理由を教えてください。
幼少期の性的暴力をきっかけに、性的嫌悪や性的なトラウマに悩んでいた思春期の私が上京後、女子大の寮で留学生と読んだ『anan』のSEX特集で初めて目にして衝撃を受けたのがirohaでした。
その後、近所のドン・キホーテに行きirohaを手にしたとき、直感的に「これは女性が女性のことを想ってつくった製品だ…! 」と、「どこかに自分の想いに寄り添ってくれる人がいるんだ」と、途端に救われた気がしたんです。
自分の気持ちよさや快感は他者から一方的にあてがわれるものではなくて、自ら感じ取り、決めていいものなんだと。
それから性/生への向き合いをサポートしてくれたirohaにいつか恩返しがしたいと思いつつ、まずは素養を身につけてからと、各所で武者修行をしたのち現在に至ります。
▲フィールドワークでタイ農村部に暮らす、さまざまなセクシュアリティ/ジェンダー観をもつ方々へインタビューをしていました。
▲タイの中学校での性教育活動に参加したときの様子。
現地では、トランスジェンダーの友人が木製の性器を用いてコンドームの使い方を教えていました。
Q.入社が決まった時の周りの方の反応は?
母親からは「アダルトグッズなんて…」と、怪訝な顔をされましたが、いかにirohaをはじめTENGA社がすごいのかを自作スライドにまとめてプレゼンしたところ、「そこまで言うなら、本気でやってみなさい」と背中を押してもらいました。
父はirohaやTENGAの記事を見つけると、いつも家族LINEで即時共有してくれるマメっぷりです(笑)
パートナーも喜んでくれて「よし、せっかくだし、これからTENGA社の製品買いに行こう! 」と、TENGAやirohaを買いに一緒にお店に行ってくれました。
入社後、irohaやTENGAを持参して友人や知人に会うようになると、個別に性のお悩み相談をされる機会が格段に増えて、駆け込み寺みたいに頼りにしてもらえているのも嬉しいですね。
▲iroha×水原希子 コラボレーションアイテム「iroha mai RURI」発売当日、タイムリーに送られてきた父からのLINE。
いつもirohaとわたしを何かと気にかけてくれています笑
Q.普段のお仕事は?
業務内容としては、市場調査から、各部と連携しながらの新製品のプランニング、ブランドアンバサダーを務めていただいている水原希子さんとの企画立案から実施、コンテンツ記事の監修、取材対応までと幅広いです。
最近はほぼ毎日出社で、ワンフロアの社内の方々を見渡しながら、誰かしらと話していることが多いです。
Q.仕事をする上で苦労することはありますか?
製品特性上、制限が厳しく広告出稿できないケースも多々ありました。ただ水原希子さんがアンバサダーとしてirohaの発信の後押しをしてくださったりと、おかげさまでいい変化を感じています。
仕事を通して周囲のメンバーの姿勢からも刺激を受けたことで「とにもかくにも、今できる限りのことをしよう! 」という基本姿勢が身につき、いつも「夜明け前が一番暗い」「今日が一番若い日! 」といい聞かせて(笑)最善を尽くすように心がけています。
▲iroha×水原希子 コラボレーションアイテム「iroha mai RURI」ローンチイベントでの様子。
日々チームメンバーや他部署の方とPR企画を考えています。
Q.嬉しさややりがいを感じる瞬間は?
ポップアップや展示会イベントの接客で「ずっと気になっていて、今日ようやく踏み出せました」とおっしゃる母世代の女性や、「性的トラウマでなかなか踏み出せなかったけど、irohaなら、と思えました」と涙ぐんで伝えてくださった30代の女性も。
まだまだirohaの認知度はTENGAには及ばない現状ですが、着実に多くの方に知っていただき、愛着をもっていただけている実感を得られる瞬間をお守りにして、日々の仕事に向き合っています。
▲周りの方のご協力のおかげで、少しずつirohaを多くの方に知っていただけるようになりました。
irohaを掲載いただいた多田基生先生の作品『真逆な2人はどうにもデキない。』(双葉社『JOUR』で連載中)
私の毎日をご機嫌に過ごすための3つのルール「すきま時間を活用して日々情報のシャワーを浴びています」
「自分を救ってくれたirohaに恩返しがしたい」という想いから、irohaでブランドマネジャーとして働く真仲さん。
人とのかかわりやコミュニケーションを大切に、いつも丁寧な真仲さんが「ご機嫌に過ごすため」に心がけている3つのルールとは…?
ご機嫌ルールその1「わんぱく弁当を他部署のメンバーと食べる」
社内の飲食スペースで、他部署のメンバーと一緒に食べています。
業務時間外で話すとみんなの意外な一面や魅力が見えてきて、美味しい! 嬉しい! 楽しい!(笑)ランチタイムでリフレッシュさせてもらっています。
▲持参している通称「わんぱく弁当」
ご機嫌ルールその2「通勤時間に1日1冊読破! で刺激を得る」
帰宅後は話題作をNetflixや見逃し配信で観たりして、幅広い分野の情報やエンタメ・カルチャーに触れるようにしています。ふっと仕事のアイデアやヒントが降ってくることも…!
▲読破した本たち。積み上がっています…笑
ご機嫌ルールその3「もふもふ、もちもち、ふわふわに触れる」
日々触れるものの質感や香りって大事なんだなあと、年々自分自身の五感が求めるものに気づけるようになってきた気がします。
▲大型犬が大好きです!
毎日をほんの少しhappyに! 次回の“3つのルール”もお楽しみに
今回は、勉強家で丁寧なお仕事スタイルの真仲さんにお話を聞きました。
忙しい中でも、ランチタイムに他部署の方と関わったり、通勤時間を活かしてエンタメに日々触れることで、日々をご機嫌に、そしてインプットも忘れずに効率的に過ごせている姿がとても印象的でした!
この連載が少しでも皆さんの毎日にhappyを届けられますように…。
次回のiroha社員による「ご機嫌に過ごすための3つのルール」もお楽しみに!
第1回目のご機嫌ルールはこちら
irohaでは一緒に働いてくださる仲間を募集しています!
現在株式会社TENGAではirohaをはじめ、営業職からバックオフィス職まで、各職種にて一緒に働いてくださる方を募集しています。
詳細は「採用情報」をご確認くださいませ。