おうちで簡単! 尿漏れに悩むiroha広報が「筋力×精力upの下半身トレーニング」をやってみた
みなさんこんにちは。
iroha広報のいぬいぬこと、犬飼と申します。
今回、ありがたいことにiro iro irohaの中で「好きなように(?)記事を書いていいよ」と嬉しいお許しが出たので、私の独断と偏見で好きなことをご紹介していく不定期連載記事を書いていこうと思います! いえ~~~い!!!
この自由な連載も皆様のおかげで三回目を迎えることができました!
今回のテーマは「下半身問題(特に骨盤底筋周り)」について。
元々超がつくほど運動不足がベースにあるタイプの人間なのですが、コロナをきっかけにさらに動かなくなり、気が付けば体の重さをひしひしと感じる毎日を送るように…。
さらに、聞いたところでは運動不足は精力低下とも大きな関係があると言われているそう。
30代を過ぎた辺りからこの「精力低下」も実感するようになった今日この頃…。
ということで今回は、運動不足を解消しながら、筋力と精力を高める「TENGA式・下半身トレーニング」をご紹介していきます!
犬飼幸
iroha PR担当
女性の性や恋愛事情に関する記事を執筆する「エロライター」として大学生の時から活動。新卒でPR会社に入社後もライターとして働き、2019年株式会社TENGAに広報として入社。
現在はirohaやINTIMATE CAREを中心としたブランドの広報・PRを担当。
趣味は音楽フェスで踊ることと仕事帰りに巨大なポップコーンを抱えて一人で映画を観て号泣すること。自称「根暗な陽キャ」として相反する感情と日々向き合っています。
Index
“下半身力”をセルフチェック
日本女性ヘルスケア協会長を務める鈴木まりさんによると、運動不足による筋力低下は、生殖器のパフォーマンスやホルモンバランスの乱れなどを引き起こし、精力の低下や性生活にも悪影響を及ぼす要因のひとつになるとのこと。
鈴木まりさん
日本女性ヘルスケア協会長
株式会社ロサ代表取締役。JOHORETCH(ジョホレッチ)®開発者。日本アーユルヴェーダ学会会員。アーユルヴェーダマイスター(日本セラピスト&マイスター協会認定)。国際薬膳師/中医薬膳師。アーユルヴェーダサロンROSAにてセラピスト、心のカウンセラー、ジョホレッチインストラクターとしても活動。
クライアントは1万名を超え、リピート率は80%を超える。コラム執筆、雑誌監修、著名人やタレント等へのプライベート指導も行っている。
近著『子宮とくびれを強化する 春画ヨガ』(飛鳥新社)
今回は鈴木まりさんに、女性が「自身の“下半身力”を知るためのセルフチェック方法」を教えていただきました。
以下の項目に1つでも当てはまる人は、下半身の「骨盤底筋群」やお尻周りの筋肉である「括約筋(かつやくきん)」が弱いと考えられるそうです。
- 片足立ちができない
- 肩幅に足を開いた状態でしゃがめない
- 肛門や膣を緩めたり、締めたりする感覚がわからない
- 仰向けで寝て膝を立てた状態でお尻だけを高く上げられない
ちなみに犬飼のスコアは…。
- 片足立ちができない →できた!
- 肩幅に足を開いた状態でしゃがめない →しゃがめた!
- 肛門や膣を緩めたり、締めたりする感覚がわからない →分かった!
- 仰向けで寝て膝を立てた状態でお尻だけを高く上げられない →上げられた!
なんと全て成功でした!
下半身周りの悩みが多い私でしたが、意外にもセルフチェックでは特に問題ないという結果でした。
とはいえ実は私、昔から尿漏れに悩まされており…。
どれくらい悩んでいるかというと、irohaが取り上げられたNHKの100カメという番組内で「尿漏れに悩む女性社員代表」として放送されたレベルです(笑)。
自分自身では膣を締められているという感覚でいるのですが、TENGAヘルスケアから発売されている骨盤底筋の筋力と柔軟性を簡単に測定出来るキット「ケーゲルチェッカー」で確認したところ、「ほぼ膣内が締められていない」という結果になりました…。
下半身トレーニングをやってみた!
セルフチェックが終わったところで、いざトレーニングを実践!
鈴木まりさんにご紹介いただくのは、立ち・座り・寝と3つの体勢で段階的にすすめていく下半身トレーニング。
この3つのトレーニングを通して“骨盤底筋群”と“括約筋”を強化し、血流改善による精力アップと、膣や肛門を緩めたり締めたりコントロールする“感覚”を鍛えます。
膣とお尻をコントロールする感覚がつかめると、自分自身の性感度も探りやすくなり、セルフプレジャーやセックスの時にもリラックスできる良い効果を生むといえるそうです。
★各トレーニングの前後には、必ず体を揺らしほぐしてリラックスする動きを挟みましょう!
1.内臓も整えるトレーニング
また、リズムに合わせて体を動かすことは、ウォーキングに近い効果が得られます。
さらに、くびれを鍛えることで背中から腰の反りが良くなり、カーヴィーで女性らしいボディーラインに。
スタイルアップ効果で自分の気持ちが上がり、自分の自信にもつながります。
お腹周りの血流改善(便秘解消にも)、体幹アップ、自律神経が整う、くびれが生まれることでセクシーに、背中から腰の反りが良くなる
【やり方】
1)立った状態で、肩幅よりやや広めに足を横に開き、軽く膝を曲げる。
2)腕の力を抜いて、両手を肩の高さまで上げ、軽く伸ばす。
3)胸は左右前後に動かないように意識し、腰を“前・右横・後ろ・左横”の4点を通るイメージで大きくゆっくり円を描くように回す。
1・2・3・4と4カウントのリズムに合わせて、右回し、左回しをそれぞれ10回ずつ。
★POINT
腰が前にくる時には上半身をゆっくり後ろに倒すようにすると、下半身で上半身を支えるのでより鍛えられます。
また自然と腹筋と臀筋群(お尻)に力が入るため、体幹とヒップアップ、骨盤底筋群にも良いです。
腰を回している時の肩の位置は、なるべく変わらないこと。また、みぞおちあたりも動かさないことを意識すると良いですよ。
2.柔軟性を高めるトレーニング
また呼吸を整えながらトレーニングすることで、肺機能を高め、スタミナアップによる疲れにくい体づくりにもつながります。
日常的に呼吸が浅いと、過呼吸にもなりやすくなるため、性行為時にも心身共にしんどくなってしまうかもしれません。
骨盤底筋群・括約筋アップ、体幹アップ、ヒップアップ、胸筋アップ(バストアップ)、姿勢が良くなる、自律神経が整う、背中の強張り・肩周りが柔軟になる(肩こり・腰痛改善)、背中から腰の反りが良くなる
【やり方】
1)膝立ちで腰に両手を置く。
息を吸いながら1・2・3・4と4カウントのリズムに合わせて、背中を反り、肩甲骨を閉じるように、肩をゆっくりと後ろのほうに開く。
2)息を吐きながら4カウントのリズムに合わせて、背中を反対方向に反り、肩甲骨を開くように肩をゆっくりと前のほうに閉じる。
この時、お尻にしっかり力を入れながら恥骨を前面に出す。
3)1と2の動きをセットで5回繰り返す。
★POINT
3.骨盤底筋群をダイレクトに刺激するトレーニング
お尻と床の距離が遠くなればなるほど、骨盤底筋群が鍛えられている証拠です。
骨盤底筋群・括約筋アップ、体幹アップ、血流改善、免疫力アップ、ヒップアップ、美尻効果
【やり方】
■初級編
1)床に仰向けで寝た状態で、全身の力を抜く。
手のひらは下に向けたほうが力を抜きやすい。
2)1の状態のまま、膝を立て、肩幅くらいに開く。
3)腹筋に一回グッと力を入れてから、お尻を上げる。
無理のない範囲で、お尻が上がるところまで上げてみましょう。
4)腹式呼吸を5回する。
4カウントで鼻から吸って、なるべくゆっくり6〜8カウントで口から息を吐く。
■中級編
5)肩甲骨どうしを寄せ、肩を身体の内側に入れ込むようにしたら、お尻の下で手を組む。
6)5の状態で、恥骨を上に引き上げる。
7)腹式呼吸を5回する。
■上級編
8)6の状態からつま先立ちになり、腹式呼吸を5回する。
バストアップとヒップアップでキレイなボディーラインをつくることにもつながります。
■最後(全編共通)
9)ゆっくりお尻を下ろしてから、膝を伸ばしてリラックスする。全身の力を抜く。
★POINT
お尻をどれだけ高く上げられるようになったかを日々チェックし、モチベーションにつなげましょう。
下半身力が向上しますように…!
実はTENGAに入社するずっと前から尿漏れなどに悩まされていたのですが、その当時は「これが尿漏れだ」という自覚がない状態でした。
周りの友人たちと比較するようなタイミングもないですし、そういった話題が挙がることもなかったため、「みんなそんなもんだ」ぐらいに思っていました。
しかし、入社し骨盤底筋の筋力を測定してみたり、専門家の方々にお話を伺ったり、チームメンバーと話をしている内に「もしかして私のこの症状って悩むべきものだった…!? 」と自覚するように。
これを機に友人たちに自分の現状を話してみると「実は私も尿漏れかもって思っていて…」「最近性欲が全然わかなくて夫とのセックスが出来ない」など、今まで聞いたことがなかった悩みを聞くことが出来ました。
実は多くの方がこういった下半身周りのお悩みを抱えているのかも…?
下半身セルフチェックやトレーニングを実践することで、自身の状態に気づけたり、少しでも良い状態になっていただけたら嬉しいです。
iroha広報犬飼連載第二回目はこちら