iroha RIN発売記念「快楽解体新書~女性の身体のナカとソト~」 イベントレポート
皆さまこんにちは! 広報宣伝部のマオリです!
2018年9月26日に「快楽解体新書~女性の身体のナカとソト~」というトークイベントを開催いたしましたが、皆様ご存知でしたでしょうか?
こちらのイベントは、irohaから新しく誕生した挿入向けアイテム「iroha RIN」の発売を機に、女性に自らの身体に興味を持って、もっと心地よさを楽しんでいただけたらなと思い企画いたしました。
イベントでは、「なおえビューティークリニック」の喜田直江先生と、人気恋愛メディア「AM」の金井茉利絵編集長をお招きし、女性器の仕組みや、男女感のSEX中のコミュニケーションについて、iroha広報である私と西野を交え約2時間ひたすら語り明かしました。
「行きたかったけど、予定があって行けなかった!」
そんな嬉しいお声を沢山いただいたので、こちらのブログでもイベントの中身をご紹介させていただきますね。
イベント前半の部スタート
天気は生憎の雨。かなり足元が悪く不安でいっぱいでしたが、約70名の方にお越しいただき、会場はいっぱいに。
お1人で参加されている女性が7割。2割が女性同士。1割ほどは男女でお越しいただいておりました。
登壇者の紹介をして、イベントスタート!
最初は、irohaで実施した、10代から40 代の国内女性1200名に聞いたオーガズムに関するアンケートの結果をご紹介。
実際、どれくらいの女性がオーガズムを経験しているのか、どの部位への刺激で経験しているのか等のグラフデータを一つ一つ公開しました。
膣内の刺激でオーガズムを経験したことがない方に対して行った、「膣内への刺激でオーガズムに達してみたいと思いますか?」という質問に関しては、92.6%の女性が「思う」と回答する結果に。
これには金井編集長も「”中イキ”ワードを入れるとPV数が高くなるんですよ。中イキに憧れている女性は沢山いると思います。」とコメント。
中イキ未経験の女性にとって、膣内の刺激でオーガズムに達することは非常に憧れがあるようです。
「そもそも“外イキ”と“中イキ”って何が違うんでしょうか?」という西野からの質問に対しては、喜田先生が「実は医学的には、中イキと外イキは同じなんです。」と、イラストを交えながら女性器の仕組みについて解説。
クリトリスは外から見える部分だけではなく、実は体内にも伸びていて、膣側からそれを刺激してオーガズムに達するのがいわゆる“中イキ”なのだとか。
また喜田先生によると、女性のオーガズムには、興奮期とプラトー期と回復期というものがあるみたいです。
「興奮期の時に性交渉を初めてしまうと、オーガズムを感じることは難しいんです。興奮期の時間も、人によって様々で、30分だったり、1時間だったりします。なので、始まって5分10分ですぐ挿入してしまうと、プラトー期までいってないのでイケないという女性は多いと思います。」と喜田先生がお話されてました。
女性がSEXでオーガズムに達するには、最低でも30分くらいは刺激してあげないと難しいようです。
※詳しくは喜田先生監修のこちらのページで解説してますので、興味がある方はぜひご覧ください!
「丁寧に時間をかけて欲しかったり、気持ちいいポイントをパートナーに伝えたくても中々言える方って少ないですよね。どのように伝えれば良いのでしょうか?」と西野が金井編集長に聞いたところ、「素直になって、こうしてほしいって伝えることは大切だと思います。」というご回答をいただきました。
気持ちいい箇所をパートナーに伝えることは恥ずかしいことなのかもしれないですが、その恥ずかしさを乗り越えればもっとSEXが楽しくなるのかもしれません。
前半は、このような話の流れで終了。
15分の休憩タイム
15分間の休憩中は、イベント限定オリジナルカクテルを楽しまれるお客様や、irohaを「柔らかい!」「かわいいー!」と言いながら触って楽しんでいるお客様が多かったです。
↑私が会社の給湯室で1人制作した、イベント限定オリジナルカクテル
イベント後半の部スタート
後半は、ご来場しているお客様からいただいた質問について回答していただくコーナー。
「女性器の上つき下つきは生活環境や筋トレによって変化するのでしょうか?」という女性器に関する質問から、「自分でオナニーするときは充実感があるのですが、男性とすると気持ち良くなりそうでならないです。これって、私が変なのでしょうか?」というセルフプレジャーに関する質問まで様々。
和やかな雰囲気の中、喜田先生や金井編集長に丁寧にご回答いただきました。
「挿入中男性器の感覚を全く感じなくなる瞬間があるのですが、あれは一体どんな現象なのでしょうか?」という、SEX中の謎現象についての質問には、挿入中に男性器の感覚がなくなる現象=“ロストペニス”という業界用語があるということが判明!
女性の快感が強くなると膣の奥が膨らみ、男性器との摩擦が少なくなることによって起こる現象らしいです。
つまり、より気持ちよくなってるって証拠なんですね!
最後は私から登壇者に、「女性がもっとSEXやセルフプレジャーで心地よくなるためにはどうすれば良いのでしょうか?」と質問させていただきました。
西野「感染症や妊娠などのリスクをきちんと考えつつ、自分の身体の感じ方に素直になることがすごく大事だと思います。一旦知識とかは脇に置いて、セルフプレジャー自体を、自分自身を愛する行為として、いっぱい自分の身体を探求してもらえればと思います。」
喜田先生「普段診療していて、自分自身の女性器について知らない女性が多いなと感じます。日本は昔から女性器について、触っちゃいけない。触れちゃいけない。隠さなきゃいけない。と思われがちですが、新しい命が生まれる場所でもあり、すごく神聖な場所。女性の方はもっと自信を持って、自分の性器と向き合って欲しいです。そして、性交渉するときは無の境地で何も考えずに楽しんでいただきたいなと思います。」
金井編集長「今回のテーマでもそうですし、AMを運営していても思うんですが、女性が深刻になるとろくなことがないと思っています。(笑)考えなければいけない材料があまりにもいっぱいあるので、情報としては色々勉強しつつ、でも深刻になりすぎないことが大切だと思います。」
という言葉をいただき、イベントは終了となりました。
今回のイベントをきっかけに、女性に自分の身体に興味を持って、自分の気持ち良いところをどんどん探求していって欲しいなと思います。
そして、それをパートナーさんと共有しながら、幸せな性生活を送っていただきたいですね。
今回のイベントの様子は、irohaチャンネルで公開する予定(まだ編集中!)ですので、最初から最後までじっくり見たいという方は是非ご覧くださいませ。
引き続き性に関して楽しく探求できるイベントを随時企画していきたいと思いますので、是非今回行けなかった方は次回はご参加くださいね!
以上マオリでした♪