セックスレスの定義とは? 原因・解消方法はある?
セックスレスとは、カップル間で性交渉がないことを指し、悩みを抱えている方は男女ともに少なくありません。
ジェクス・ジャパン・セックスサーベイ2020では「婚姻関係にあるカップルでのセックスレスは51.9%にも上る」ということが明らかになっています。
そこで今回は、セックスレスと定義される具体的な期間はどれくらいか、原因となるきっかけ、解消方法について詳しく解説します。
カップルでお使いいただけるアイテムも販売しているirohaとしての視点で、お悩みの解消に役立つ情報をお届けできればと考えていますので、少しでも参考になれば幸いです。
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セックスレスの定義とは?
セックスレスとは、日本性科学会の1994年の定義によると「病気など特別な事情がないのに、1ヶ月以上性交渉がないカップル」のことです。
ここでの「性交渉」とは、挿入に限らず、キスや裸でのスキンシップがないことも含まれます。
1ヶ月以上と聞くと「私たちは3ヶ月に1回のペースだけど、セックスレスに入る? 」など疑問を持たれる方もいらっしゃるかもしれません。
一般的なセックスレスの意味は、定義とは少し異なり「カップルの間で、どちらかがセックスを行いたいと望んでいるのに、長期間できない状態」です。
そのため、セックスレスかどうかは、定義に基づいて1ヶ月以上性交渉がないことだけでなく、当事者間でセックスがないことに対して不満を抱えているのかも重要なポイントとなるでしょう。
セックスレスの原因3つ
セックスレスは、どちらかがセックスに誘い、拒否されたことで問題が浮き彫りになり始めます。
セックスを拒否する原因となるのは、大きく分けて以下の3つです。
2.パートナーに対して不満がある
3.疲れて気分がのらない
1.セックスに対して緊張・不安感がある
女性は、性交痛やセックス中に感じづらい、濡れづらいなどのお悩みがあるとセックスに対して緊張や不安感を抱きやすいともいわれます。
また、男性は、勃起しない(ED)、射精できない、早漏など身体のお悩みがあるとセックスに対して前向きになりづらいといえるでしょう。そのほかにも、妊活として求められることをプレッシャーに感じているケースもあります。
さらに、以前パートナーにセックスを拒否された経験がある方は、トラウマから踏み出せず、自分から誘うのを避けている可能性もあるでしょう。
2.パートナーに対して不満がある
パートナーに不満があるのも、セックスレスの原因の一つです。
「家族のようになり、性的な目で見られない」「外見に変化があり、異性としての魅力を感じられなくなった」「マンネリを感じる」「相手への嫌悪感からセックスをしたいと思えない」など、さまざまです。
特に同棲や結婚、妊娠・出産など、男女としての関係性の変化はパートナーへの不満が増えるきっかけになるようです。
3.挿入・オーガズムにこだわらずにスキンシップを楽しむ
セックスに緊張・不安感がある時には、無理に挿入しない、オーガズムにこだわらないことも大切です。
「こうしなくてはならない」という概念を解放して、セックスを楽しんでみてはいかがでしょうか。
まずはお互いの肌や体温を感じ、リラックスしながらスキンシップを楽しみましょう。一緒に入浴したり、マッサージオイルやアロマの香りを使うのもおすすめです。
セックスレスの解消方法はある?
ここまで、セックスレスの原因を紹介してきましたが、解消方法はあるのでしょうか。残念ながら、誰にでも当てはまるセックスレスの解消方法はありません。
以下の解消方法は、紹介した原因に基づいた一つの解決策として、ぜひ参考にしてみてください。
セルフプレジャーで自身の身体・性感帯を知る
「痛みを感じやすくて、セックスでの挿入が不安」「感じられなかったら……」とお悩みの方は、セルフプレジャーアイテムを使ってみるのもおすすめです。
irohaのみんなのセルフプレジャー研究所での調査では、3人に1人がアダルトグッズの使用経験があると回答しており、アイテムを試している女性は珍しくありません。
セックスレスの要因を話し合う
セックスに対する緊張・不安感、パートナーへの不満について話し合いを行うのも解決への一歩となります。
例えば、過去にどちらかがセックスを誘って断られて不満を感じているのであれば、セックスを拒否する時にどのように対応してほしいかを伝えるのもおすすめです。
パートナーに素直な気持ちを伝えるのが難しく感じる方もいるかもしれませんが、話し合いを行ったことで「実はパートナーを拒否していたわけではなく、単にセックスの優先度が下がっていただけ」「平日は体力的に難しかった」など、すぐに解決に向かえる課題が見つかることもあります。
注意点として、一方の意見の押しつけにならないように、パートナーの意見にもしっかりと耳を傾け、コミュニケーションを取りながら行いましょう。
性欲減退・性交痛が続くなら医療機関で相談を
男女ともに、ホルモンバランスの変化によって、年齢を重ねるごとに性欲は減少していきます。
女性は特に、更年期前後となる40〜50代でホルモンバランスが変化し、性欲減退、女性器が乾燥しやすくなったことによる性交痛に悩まれる方が多いです。
ホルモンバランスの変化が原因の場合は、男性は「テストステロン」女性は「エストロゲン」を増やし、活動を高める成分を身体に取り入れることで、改善されることもあります。
しかし、性欲減退や性交痛が続いている場合は、以下のような治療が必要なケースや病気の可能性もあるため、一度医療機関で相談しましょう。
・男性の病気・症状(慢性腎臓病、高プロラクチン血症、男性更年期障害、LOH症候群)
・女性の病気・症状(膣炎、性感染症、硬化性苔癬、糖尿病、多発性硬化症、女性更年期障害)
セックスレスの解消に役立つirohaのアイテムを紹介
irohaやTENGAでは、セックスレスのお悩み解消に役立つアイテムを多数ご用意しています。セックスを少しでも前向きに、より楽しめるようにサポートするアイテムとしてチェックしてみてください。
潤滑ゼリー
挿入時に痛みを感じる、濡れづらいというお悩みを抱えている方には、潤滑ゼリーがおすすめです。
iroha MOIST GELは、ヒアルロン酸Naと水溶性コラーゲンを配合しているので、使用後も肌がつっぱらず、使いやすいです。ゆずとイランイランの優しい香りにも癒されます。
セルフプレジャーアイテム
irohaのセルフプレジャーアイテムは、「あてがう」「中を楽しむ」などさまざまな使い方を楽しんでいただけます。
今回はその中でも、自身の性感帯を見つけるのに役立つ人気アイテムを紹介します。
「あてがう」で楽しみたい方は、iroha ZENやiroha petitがおすすめです。iroha ZENは、繊細な凹凸のプリーツが特徴で、回しあてがったり、くすぐったりして楽しめます。操作もシンプルで、お風呂でも楽しめる防水設計です。(水深50cmまで)
セルフプレジャー用のグッズが初めてという方にも試していただきやすい、おすすめのアイテム2つです。
iroha petitは、98%が水分でできていて、まるでオーラル(舌)のような新感覚を味わえます。使い切りタイプで衛生的かつ手軽に使えるのもポイントです。
「中を楽しむ」なら、柔らかい玉飾りであてがう・挿入どちらも楽しめるirohaRIN、ふんわりすべすべとした肌触りが特徴のirohaFITシリーズがおすすめです。FITは独自のしなり構造で、身体にやさしく馴染みます。
どちらもシンプルで洗練されたデザインで、一見すると挿入できるアダルトグッズには見えません。
また、iroha公式オンラインストア限定のセルフプレジャーのセットアイテムなら、潤滑ジェルやグッズのクリーナーも付いているので、届いてからすぐに試していただけます。
カップル向けアイテム
カップルで使えるアイテムを試してみるのもおすすめです。スマートバイブリングのiroha SVRは、男性器に装着したり、手指につけて女性器を刺激・挿入するなどさまざまな楽しみ方があります。
パートナーに「アダルトグッズを使ってみたい」と言いづらいという方は「一緒に楽しみたい」気持ちをメインに伝えてみると良いかもしれません。以下の記事もぜひ参考にしてください。
デリケートゾーン用ケアアイテム
性交痛の原因となる、デリケートゾーンの潤い不足には、デリケートゾーン専用のケアが大切です。
ボディーソープや洗顔料で女性器周辺を洗ってしまうと、常在菌まで洗い流してしまい、乾燥や嫌なニオイの原因にもつながります。
自宅では、デリケートゾーン専用のiroha INTIMATE WASH、外出先ではiroha INTIMATE SHEETの使用がおすすめです。
リラクゼーションアイテム
セックスレスの原因となる緊張・不安感を和らげるのにおすすめなアイテムです。キャンドルやアロマミストはラブタイムだけでなく、セルフプレジャーで気分を安らげたいときにもピッタリですよ。
セックスレスに悩んだら、相手と向き合うことからはじめよう
セックスレスで抱える悩みは、夫婦・カップルごとに異なり、一概に「こうすれば解決する」という方法はありません。まずは、相手と向き合い解決に向けてできることをしたり、話し合いをすることも重要です。
その際、セックスを義務的に捉えず、二人に合う形で進めていける方法を探していけるとより良いでしょう。
irohaやTENGAでは、セックスをより前向きに楽しんでいただけるサポートアイテムを多数ご用意しているので、ぜひ気になるものを試してみてくださいね。