対面立位とは？ セックスのやり方や種類について解説 | 身長差があってもできる？

 

対面立位は、向き合いながら立って行うセックス体位の一つです。

 

立位は体位の種類も豊富で、「新しい感覚を味わいたい」「違う角度で挿入をしてみたい」といったカップルに多く取り入れられています。

 

この記事では、立位の中でも定番の対面立位の基本的なやり方、メリットやデメリット、種類、楽しむためのコツや注意点について詳しく解説します。

 

 

対面立位とは？ 

 

対面立位は、パートナー同士もしくは一方が立って行うセックスで、「立ちセックス」や省略されて「立位」などと呼ばれることもあります。

 

立位の中でも向き合って行う体位が対面立位であり、密着度が高い点や、相手の顔を見ながらセックスできる点が人気の理由です。

 

また、対面立位は江戸時代のセックス体位の江戸四十八手では「立鼎（たちかなえ）」（別名「鯉の滝登り」）とも呼ばれていて、男性が女性の片脚を持ち上げて挿入する体位です。初心者でもトライしやすく、立位の中でも多く知られている形といえます。

 

膣の入り口から3～5cmほどにある性感帯・Gスポットや、さらにその奥にあるポルチオを刺激しやすい点が特徴です。

 

対面立位のやり方

対面立位のやり方は下記です。

 

 

対面立位には、ビギナー向けの動きから、上級者向けのアクロバティックな動きまでさまざまな種類があります。ビギナーの方は、まずは上記の手順に従って一般的な対面立位にトライしてみましょう。

 

 

1.足元が安定した場所を選ぶ

対面立位は、二人が横になれるような広い場所がなくても行える、場所を選ばない体位です。しかし、足元が安定した場所を選ばないと、思わぬ怪我を招く恐れがあります。

 

滑りやすい、傾斜がある所や柔らかすぎるベッドの上ではバランスを保つのが難しく、怪我のリスクが高まります。硬くて平らな床や、壁や家具に背中を預けられる場所でセックスを行いましょう。

 

 

2.キスや愛撫で興奮を高める

 

対面立位の魅力の一つとして、密着度が高いです。顔や上半身が近いため、キスや愛撫を通じてお互いの興奮を高めるといいでしょう。

 

上半身への愛撫が終わったら、徐々に手を下に、腰やお尻に移行すると、興奮度を高めたまま、対面立位の準備に入れます。お互いの反応を確認しながら、徐々に興奮を高めていきましょう。

 

 

3.女性が片脚を上げて挿入する

興奮が高まったら、女性が片脚を上げて挿入の体勢になります。男性は女性の片脚を上げて自身の腰の位置に掛け、脚を支えます。さらにお互いの身体を引き寄せながら、下からゆっくりと挿入しましょう。

 

最初はゆっくりとした動きで、挿入感を味わってください。女性が男性の首や肩に手を回してバランスを取ると、より安定した姿勢を保てます。

 

 

4.脚のポジションを変えてセックスを楽しむ

片脚を掛けている状態から、両脚を上げて腰に巻きつけるポジションに移行することで、さらに密着度が増し、深い挿入が可能になります。

 

疲れを感じた場合は、女性が両脚を降ろした状態でピストン運動を続けたり、別の体位に移行したりしてもいいでしょう。

 

 

対面立位のメリットとデメリット

対面立位は密着度の高さや、キス、上半身への愛撫のしやすさなど、多くのメリットがあります。また、狭い場所でも行えるため、場所を選ばずに楽しめる点も魅力の一つです。

 

一方で、ビギナーには体勢がやや難しく、激しい動きには向かないといったデメリットも存在します。

 

ここでメリット・デメリットを確認しておきましょう。

 

 

対面立位のメリット

対面立位のメリットは下記です。

 

 

肌のぬくもりを感じながらセックスを楽しめる対面立位は、密着度が高く、より一層の親密感と興奮を感じることができます。また、スペースが限られている狭い場所でも楽しむことができる点もメリットです。

 

 

対面立位のデメリット

対面立位のデメリットは下記です。

 

 

対面立位は正常位と比較すると体勢が難しく、立っているため長時間のプレイにはあまり向いていません。また、激しいピストン運動をすると男性器が抜けやすいため、ゆっくりとした動きや小刻みなピストン運動に向いている体位といえます。

 

 

対面立位の種類

対面立位には複数のバリエーションがあり、それぞれに異なる刺激を楽しめます。ここでは、いくつかの代表的な対面立位の種類について解説します。

 

櫓立ち（やぐらだち）

「駅弁」の愛称で知られている櫓立ち（やぐらだち）は、男性が女性を抱き上げた状態で行う体位です。女性は両脚を男性の腰に巻き付け、腕を男性の首に回して支えます。

 

女性が完全に男性に身を任せる形になるため、心理的な興奮が高まり、深い挿入も可能です。男性はしっかりと女性を支えながら動くため体力を使いますが、その分密着感が強く、濃密なセックスを楽しめます。

 

ちなみに「駅弁」は、ヒット映画「全裸監督」のモデルであるAV監督・村西とおるさんが世に広めた言葉でもあります。

 

 

腰吊位（こしつりい）

腰吊位（こしつりい）は、女性が上半身を大きく反らした、かなりアクロバティックな体位です。女性はブリッジのような姿勢になるため、男性は支える腕の力とバランス感覚、女性は柔軟性がないと挑戦が難しいかもしれません。

 

成功すると達成感があるほか、結合部が丸見えになるため、見られている興奮も味わえます。

 

 

テーブル屈曲立位

テーブルの上などに寝転んだ女性に、立った男性が挿入する体位です。屈曲位（くっきょくい）は、くの字になった女性の上に男性が覆いかぶさる体位。女性の体勢はそのままに、男性が立って挿入を行います。

 

男女どちらも負荷が少なく、長時間のプレイが可能です。脚は膝を曲げたり、男性に足首を持ってもらいピンと伸ばした状態にしたりと、感じやすい形にしましょう。

 

 

背面立位でのセックスにもチャレンジ

 

背面立位で一番知られているのは「立ちバック」の形ではないでしょうか。対面立位で立位のセックスに慣れたら、背面立位にもトライしてみましょう。

 

背面立位は、女性が背中を向けた状態で立ちながら行う体位で、Gスポットやポルチオへの刺激がしやすい点が特徴です。

 

また、パートナーから求められている感や征服されている感があり、女性が興奮しやすい体位ともいえます。お互いの顔が見えないため、感じている顔を見られるのが恥ずかしい方にもおすすめです。

 

 

対面立位をより楽しむためのコツと注意点

対面立位をより楽しむためのコツと注意点を紹介します。

 

 

女性は背中を預けられる場所で行う

対面立位は狭い場所でも楽しめる一方、セックスが盛り上がってきた際にバランスを崩して怪我をする恐れがあります。女性が壁や家具に背中を預けられる場所で行えば、バランスが安定すると同時に、壁ドンされているようなドキドキ感も味わえます。

 

 

空いた両手で愛撫をさらに楽しむ

密着度が高い対面立位の魅力を活かし、キスや愛撫を行うことで感情的なつながりも深まります。相手を支えていない際は、両手が自由に使えるため、相手が気持ちよく感じる場所を刺激してもいいでしょう。ラブグッズを使用するのもおすすめです。

 

 

iroha mini

 

セルフプレジャーにも使える、かわいい見た目のラブグッズです。ポケットサイズでピンポイントな振動を楽しめます。相手の性感帯をなぞったり、先端部分を押し当ててみたりと、対面立位がより盛り上がります。

 

 

 

ピストン運動はゆっくり行う

対面立位は、いつもと違う角度からの刺激が得られるため、いきなり激しいピストン運動をすると、女性が痛みを感じる場合があります。挿入後はすぐに動かず、男性器が抜けない範囲を確かめながら、徐々にピストン運動を行いましょう。

 

 

MOIST  CARE GEL（モイストケアジェル）

 

はじめての対面立位は、体勢の難しさに気を取られてしまったり、顔の近さに緊張したりして濡れにくいことも。

 

MOIST  CARE GELは、もう少しうるおいが欲しい時にさっと使える潤滑ゼリー（ジェルローション）です。水溶性なので衣服や寝具などに付着してもシミにならないのも嬉しいポイントです。

 

 

対面立位でもっと盛り上がるセックスを

対面立位のやり方や種類、コツやおすすめのラブグッズを紹介しました。

 

対面立位は、精神的なつながりや密着感を感じられるカップルに人気の体位です。お伝えしたポイントを踏まえて、対面立位にチャレンジしてみてくださいね。

 

セックスをより盛り上げるために、雰囲気作りやコミュニケーションも忘れず、お互いが心地よいと感じるセックスを楽しみましょう。