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女性の性欲が強い・ないのは変? 生理周期との関係について

女性の性欲_アイキャッチ画像

 

性欲は人間の三大欲求にも含まれている、自然な欲求の一つです。

 

しかし、女性の性欲について正しく知られていないことが多く、誤解があったり、女性自身が「これは私だけなのではないか」と勘違いして必要以上に悩んでいるケースもあります。

 

この記事では、女性の性欲について、ピークを迎える年齢、性欲との上手な付き合い方を紹介します。

 

 

そもそも性欲とは何? 男性と違いはある? 

考え事をしている様子の女性

 

性欲とは、性行為や性的な満足感を求める欲求のことです。性欲の程度は人によってさまざまです。

 

「女性には性欲がない」「男性よりも性欲がない」といった決めつけは誤りといえます。

 

 

性欲に関係するホルモン

性欲の高低には、女性ホルモンの「エストロゲン」のほかにも男性ホルモンの「テストステロン」、さらに、幸せや愛情ホルモンとも呼ばれる「オキシトシン」が関係しています。

 

エストロゲンとは…

 

エストロゲンは、血管や骨などを健康な状態に保ち、コラーゲンの生成を促進する女性ホルモンです。

また、膣の潤いを保ち、濡れやすくする働きもあるためエストロゲンが多く分泌されると性欲を感じやすくなります。

 

テストステロンとは…

 

テストステロンは、男性ホルモンですが、男性に限らず女性でも分泌されています。

筋肉や骨格の発達や、性衝動を高める働きをします。

 

オキシトシンとは…

 

オキシトシンは分泌されると、副交感神経が優位に働くため、ストレスの緩和につながったり、幸せな気分になるといわれています。

「幸せホルモン」「愛情ホルモン」とも呼ばれているホルモンです。親密度を上昇させて性欲を高めます。

 

性欲の解消方法も幅広く、性行為やセックス、マスターベーションのほか、運動や没頭できる趣味などで解消するケースもあります。

 

 

男性の性欲との違い

女性の性欲は、ホルモンバランスの影響を受けやすいです。生理周期、ストレスによるものや、パートナーとの関係性によっても性欲が高まるか、低くなるかは大きく変化します。

 

また、女性の性欲は変動しやすく、一定のリズムを持たないケースも少なくありません

 

例えば、女性はキスやボディタッチによる安心感、言葉やシチュエーションの心地よさ性行為に至るまでの過程などをスイッチに、ゆっくりと性的興奮や性欲が高まる傾向にあります。

 

もちろん個人差はあるものの、男性の性欲は視覚的な刺激に素早く反応するケースが多く、女性の性欲は精神的な刺激に緩やかに反応するともいえるでしょう。

 

 

性欲が強い・ないのは変? 

悩んでいる様子の女性の画像

 

性欲の強さは、年齢、遺伝的要因、ホルモンバランス、ライフスタイル、ストレスなど、さまざまな要素に影響されます。そのため、性欲の強さを一概に「正常」や「異常」と決めつけることはできません。

 

例えば、性欲でなく、食欲で考えるとより理解が深まるのではないでしょうか。

 

食欲が旺盛な女性もいれば、食が細い女性もいます。健康被害がない限りはどちらが良い悪いはありません

 

それぞれが、その時に満足とする分だけを摂取すれば良く、無理をして自分の欲求を抑制したり、本当はもう十分なのに求めている振りをする必要はありません

 

また、性欲が強い=セックスやセルフプレジャーが好きとは限りません。性欲があることと、実際にその性欲をどのように昇華させるかは、人それぞれで異なるといえるでしょう。

 

 

性欲が強い傾向にある女性の特徴

性欲が強い傾向にある女性の特徴として、ホルモンバランスが安定していることが挙げられます。

 

健康的なライフスタイルを維持し、エストロゲンの分泌が適切に行われていると、性欲が高まりやすくなります男性ホルモンであるテストステロンも、女性の性欲に関係します。

 

自分自身への自信や、パートナーとの良好なコミュニケーションなども、ホルモンバランスの安定につながるため、性欲を高める理由といえます。

 

 

性欲がない・減退している女性の特徴

元々あった性欲が減退した場合、身体の周期やホルモンバランスの乱れ、心身のストレスが考えられます。妊娠や出産のほか、病気や薬の副作用も性欲の低下に影響を与えることがあります。

 

このほか、心身共に健康であるけれども、運動や仕事・趣味に没頭して充実している期間は性欲の高まりを感じないケースもあります。

 

 

生理周期と性欲は関係がある? 

女性の性欲は生理の周期、つまり体内のホルモンバランスと密接な関係があります。

 

最も性欲が高まる傾向にあるのは下記の図の排卵期にあたります。

 

コラムA3-4

画像出典元:veary clinic

 

また、下記は、あくまで一例であり、実際の感じ方は人によってさまざまで個人差があります。

 

月経期 生理が始まるとホルモンレベルが急激に低下し、一般的には性欲も低下する場合が多いです。ホルモンバランスの変動による感情の変化により、性欲が高まる女性もいます。
卵胞期 生理が終わり、エストロゲンの分泌が増加する時期です。この時期には気分が向上し、性欲も次第に高まっていく場合が多いです。エストロゲンの効果により肌にハリツヤが出て、外見的な性的魅力も高まります
排卵期 エストロゲンとテストステロンの分泌がピークに達する時期で、性欲も最も高まる傾向にあります。排卵期に性行為を行うと、妊娠確率が高いです。
黄体期

排卵後、生理に向けてプロゲステロンが優位になります。徐々に性欲が低下し、数日後に生理を迎えます。

 

 

女性の性欲のピークはいつ? 

女性の性欲のピークは個人差が大きいですが、一般的には20代から徐々に高まり、30代から40代にかけてピークを迎えるケースが多いといわれています。

 

30代から40代は、エストロゲンとテストステロンのバランスが安定し、性に関する自己理解も深まる時期です。経験を重ね、より開放的に性の欲求を表現できる点も関係していると考えられています。

 

また、ライフステージによっても性欲は変化します。妊娠中や出産後はホルモンの変動が大きく、性欲が一時的に低下することがあります。さらに更年期にはエストロゲンの減少や、それに伴う性交痛により性欲が低下するケースも多くあります。

 

しかし、「みみよりTENGA」(2024年9月26日配信)によると、泌尿器科医の関口由紀先生は「女性の性欲のピークは、驚くことに55歳といわれています」とお話されています。

 

「はっきりとした要因はわかっていませんが、ホルモンが関係しています。女性には更年期、閉経という大きなホルモンバランスの変化があり、女性ホルモンが減る一方で女性にも少量出ている男性ホルモンが相対的に増加し影響が強くなります。性欲は男性ホルモンや脳内ホルモンに関連があり、これらのホルモンが増えると性欲が強くなることが分かっています」

 

ライフステージの変化に伴い、一般的には「性欲が減退する」といわれているタイミングでも男性ホルモンの増加によって性欲が増すケースもあることを覚えておきましょう。

 

 

女性の性欲との付き合い方・解消方法

背中を向けて寝ている女性

 

性の健康は、セクシャルウェルネスとも呼ばれ、心身の健康と密接に関連しています。自分の性欲を否定せず、周期によって変動があることを理解し、付き合い方を知っておくことが大切です。

 

解消方法には、性に関するものから、そうではないものまで、さまざまな方法があります。方法の一つとして、ぜひ参考にしてください。

 

・パートナーに相談する

・セルフプレジャーを行う

・運動や趣味に没頭する

・瞑想やヨガをする

・健康的な食事と十分な睡眠をとる

 

 

パートナーに相談する

パートナーがいる方は、性欲や性に関する話をしておくことで、互いの欲求やニーズを理解することにつながります。1カ月の間で性欲に変動があることを伝えておくと、「セックスに誘ったのに断られた。もう自分を好きじゃなくなったのかな」などの誤解や不満が解消されるきっかけになる場合もあります。

 

 

セルフプレジャーを行う

セルフプレジャーは、自分の性欲のコントロールに大いに役立ちます。自己探求を通じて、自分の身体や性欲についてより深く知れるほか、自分が気持ちよく感じる場所や興奮のポイントを知ることは、その先のセルフプレジャーやセックスをさらに楽しむことにもつながります

 

 

セルフプレジャー初心者におすすめ「iroha」

iroha商品画像

 

ラブグッズを試してみたいけど、挿入系のグッズに抵抗がある方や、クリトリスでの刺激を楽しみたい方におすすめなのが、あてがうアイテムです。シリコンとやわらかゲルの二重構造で、下着の上からでも直接当てても、ふんわりとした肌ざわりが楽しめます。力強い振動ながら、静かなモーター音も魅力の一つです。

 

 

セルフプレジャー中級者におすすめ「iroha RIN+」

iroha RIN+商品画像

 

中イキしてみたい方や、しっかりと挿入感を味わいたい方におすすめです。従来の「iroha RIN」よりも全長がさらに長くなっただけでなく、ハイパワー振動とリズム振動が追加されています。先端の柔らかな玉飾りが、内側を優しく押し撫でてくれます。

 

 

 

セルフプレジャー上級者におすすめ「iroha mai」

※画像はiroha mai TOKI

※画像はiroha mai RURI

 

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運動や趣味に没頭する

激しい運動やエネルギーを使う趣味に取り組むことで、性的な欲求を別の形で発散させることが可能です。運動はセロトニンやエンドルフィンなど、リラックス効果や気分を良くするホルモンの分泌を促進しストレスを軽減させるほか、心のリフレッシュにもつながります

 

 

瞑想やヨガをする

ヨガをしている女性

 

瞑想やヨガは、心身のバランスを整え、リラックス効果をもたらします。心を静めて内なる自分と向き合う時間を作ることで、性欲に左右されている状態から、不安やストレスが軽減されたいつもの自分に戻れるかもしれません。

 

 

健康的な食事と十分な睡眠をとる

健康的な食事と十分な睡眠はホルモンバランスの維持に役立ち、おすすめです。性欲が強くて困っている、もしくは性欲が低下していることにお悩みの場合は、生活リズムや食生活などの基盤が整っているかをチェックしてみてもいいでしょう。

 

 

性欲は個人差があり“普通”はない! 上手な付き合い方を見つけましょう

女性の性欲について、男性との違いや、ホルモンバランスの周期、解消法についてご紹介しました。女性の性欲の変化は、年齢や生理周期だけでなく、心理的、社会的な要因も大きく影響します。

 

性欲は個人によって大きく異なり、その強さや表現方法もさまざまで、正解はありません。「女性の性欲はこれが普通」などの枠組みにとらわれず、自分にとって心地よい方法で性欲と向き合うことが大切です。

 

自分自身の性欲を受け入れて楽しみながら、上手な付き合い方を見つけましょう。

 

 

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