側位でのセックスのやり方を画像で解説 | スローセックスにもピッタリ
側位は、数あるセックスの体位の一つです。
男女ともに楽な体勢で行えて、密着感も強いので、リラックスしてセックスを楽しみたい時におすすめです。
今回は、側位のやり方とコツ、バリエーションについて解説します。
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側位とは? セックスのやり方をイラスト画像で解説
側位とは、男女が横向きに寝そべり、挿入する体位です。寄り添うような体勢で挿入するため、密着感がとても強い体位になります。
また、お互いが横になった体勢で行うので、動きが少なく、体への負担も少ないといえるでしょう。男性器の挿入も体勢的に深くならないことからも、妊娠中のセックスにおすすめの体位ともいわれています。
側位には、後ろから挿入する「背面側位」と向き合って前から入れる「前面側位」など、さまざまなバリエーションがあります。
側位は挿入の角度の調整が難しく、難易度は少々高めなため、まずは後背位の感覚が活かせる「背面側位」からトライするとよいでしょう。
江戸時代のセックス体位を相撲の番付表に見立てた「江戸四十八手」では、背面側位は「窓の月」と呼ばれています。お互いに寄り添い挿入しながら、窓から月を眺めるという風流なネーミングです。ちなみに、側位のバリエーションとして、挿入しないものは「寄り添い」と呼ばれています。
現代では、「背面側位」は「後側位」、「横バック」ともいわれることがあるようです。
1.女性が男性に背を向けて横になり、男性は女性に添うようにして横になる
スタンダードでトライしやすい、「背面側位」のやり方を解説します。
まず、ベッドの上など寝転がれる場所で女性が片方の腕を下にして、横向きに寝ます。男性も、女性の後ろに寄り添うように、同じ向きに横になりましょう。
側位は柔軟な動きが求められ、体が直接床に触れるので、堅いフローリングなどは避けた方がよいでしょう。
また、ソファーなどの狭い場所も、体勢をキープするのが難しいです。大人2人が横になっても十分なスペースが取れる広い場所で行いましょう。
2.女性は上側の足を上げ、挿入する
男性器を挿入するため、女性は上にある方の足を上げます。男性は女性の後ろから足の間に男性器を当て、挿入します。体勢的に浅い挿入となるため、深く入らなくても、無理して体勢を整えなくて大丈夫です。
どうしても入りにくい場合は、女性は少し後ろにお尻を突き出し、男性は女性より下に位置をずらして挿入してみましょう。
3.女性は足を下ろして、少し前方に曲げる
挿入ができたら、女性はゆっくり足を下ろします。すぐに激しく動くと男性器が抜けてしまうので、女性が少しずつ足を前に曲げるようにして、お尻を出すような体勢にします。
男性は女性の体勢が整ったら、少しずつ腰を動かしましょう。ゆっくり、先端でつつくように動かすくらいで十分です。
4.男性は女性の腰を支えながら動く
側位では、浅い挿入となるため、男女ともに大きく動くと抜けやすくなります。基本的に女性はあまり動かず、男性が女性の腰を支えながらピストンをしましょう。
余裕ができたら、男性に後ろから女性の乳首やクリトリスを刺激してもらうなど、さらなる愛撫をプラスすると、より気持ちよくなれるでしょう。もちろん、女性が自分で刺激をしてもOKです。
側位は挿入が浅くなることから、前後に激しく腰を動かすと抜けやすくなります。女性がやや前かがみになって挿入すると奥までの挿入がしやすくなるでしょう。
どうしても挿入が上手くいかない場合は、寝バックから移行してみましょう。女性がうつ伏せに横たわり、男性が上から重なるような体勢で挿入します。そのまま同じ方向に90度回転すれば、側位の体勢になれます。
後背位(バック)の体位については下記の記事で解説しています。
側位のセックスのおすすめポイント
側位は少々上級者向けの体位ですが、側位をするメリットには、どんなことがあるでしょうか。おすすめポイントをご紹介します。
男性器でGスポットが刺激されやすい
側位は浅い挿入ですが、腟口から3センチほどにあるGスポットを刺激するには、ぴったりの体位です。
激しいピストンというよりは、細かく集中的に刺激ができるので、Gスポットでの中イキがしやすい体位と言えるでしょう。
Gスポットについては下記の記事で解説しています。
挿入しながら他の性感帯への刺激が楽しめる
背面側位の場合、女性の前側は遮るものがないため、挿入しながら他の性感帯への刺激をプラスできるのも、側位の醍醐味。
自分で乳首やクリトリスを刺激したり、パートナーに刺激してもらったりして、挿入感と合わせてじっくり感じてみましょう。
また、ラブグッズを使って刺激をしてみてもOKです。激しいピストンではなくても、人の手では感じられない刺激がプラスされ、さらなる深い快感を楽しめるでしょう。
おすすめアイテム:iroha SVR
irohaSVRは、男性器に装着して二人で刺激を楽しんだり、指にはめて愛撫に使用したりとさまざまな使い方ができるアイテムです。
側位では、お互いの愛撫に使用するのにもピッタリです。
スローセックスを楽しむのに◎
側位は、お互いが横になっていることから、体力を温存しながらゆっくりセックスを楽しむことができます。
激しいピストンではなく、あえてゆっくりと行う形も、性感帯をじんわり刺激してくれるもの。「今日は相手の温もりをじっくり感じたい」という日は、側位でゆっくり時間をかけて挿入感とスキンシップを堪能してみるとよいでしょう。
側位の種類3つ
基本の側位のやり方をご紹介しましたが、側位にはバリエーションがあります。基本ができるようになったら、バリエーションにもチャレンジしてみましょう。今回は3つの側位の種類をご紹介します。
片足上げ後側位
基本の側位では、女性は足を閉じていますが、「片足上げ後側位」は足を上げたまま挿入します。
男性が女性の上側にある足を持ち上げたまま、挿入、ピストンします。挿入部分に遮るものがなく、男性は女性の足を支えながら動けるので、奥までピストンしやすいのが利点です。
ただ、女性は股関節の柔軟性が必要になるので、痛みなどがある場合は無理をしないようにしましょう。
前側位
「前側位」は、横になった男女が向き合って挿入する体位です。お互いに顔を向き合え、抱き合う形になればより密着度が高いので、会話やキスなどのコミュニケーションを楽しみたい方におすすめです。
ただし、挿入難易度は背面側位よりもさらに高く、男性器の長さや角度、腟の位置などによって挿入が難しいこともあるかもしれません。潤滑ジェルでサポートすると、入りやすくなるでしょう。
ただし、量が多すぎると滑りやすくなって挿入がしづらいこともあるので、適量で試してみてくださいね。
おすすめアイテム:iroha MOIST GEL、iroha SMOOTH GEL
側位で挿入時の刺激を軽減するならirohaの潤滑ジェルがおすすめです。
「iroha MOIST GEL」は、潤いたっぷりで、ゆずとイランイランの香り付き。リラックスしたセックスにピッタリでしょう。
iroha MOIST GELよりも長く滑らかな質感が欲しい時は「iroha SMOOTH GEL」がおすすめです。
片足上げ前側位
男女が向き合って横になり、女性の足を男性が持ち上げたまま挿入する「片足上げ前側位」。「前側位」よりも、足を上げていることでより挿入しやすくなります。
足の位置は、男性の体に絡めてみたり、女性が自分で持ってみたりと、アレンジも可能です。背面側位と同じく男性主体ではありますが、見つめ合いながらじっくり中の快感を堪能しましょう。
側位でじっくり快感を楽しもう
側位は、男女がぴったりと寄り添い、ゆっくりと中の快感を楽しめる体位。激しい動きではなくても、他の性感帯を刺激すれば、より深い快感を得ることができます。セックスでのラブグッズデビューにも、おすすめの体位です。
パートナーの体温を感じながら、じっくり中の刺激をしたい夜は、ぜひ側位に挑戦してみてくださいね。