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女性器の上付き・下付きの違いやチェック方法は? それぞれの気持ちいい体位って?

上付き・下付き_アイキャッチ画像

 

注)「ちつ」の解剖学的に正しい表記は「腟」ですが、この記事では一般的な表記である「膣」を使用します。

 

女性器の「上付き」「下付き」は、女性の膣口の位置を表す言葉です。

 

女性器の位置を知ることで、男性器が挿入しやすい体位や、膣内の性感帯を刺激しやすい体位がわかります。

 

この記事では、女性器の上付きと下付きについて解説し、セルフチェック方法や、それぞれに合わせたおすすめの体位をご紹介します。

 

 

女性器の上付き・下付きとは? 違いは? 

上付き・下付き_違いがわかる図解

 

上付き・下付きとは、女性器の位置を示す言葉で、膣口がクリトリスに近い場合を上付き膣口が肛門側に近い場合を下付きといいます。

 

膣口と肛門の間(会陰部)の長さは2~5cmほどが一般的なため、この長さが3~4cm以上であれば上付きの傾向があり、3cm以下であれば下付きの傾向が強いといえます。

 

女性器の位置には個人差があり、それぞれ異なります。上付き・下付きかによって、男性器を挿入した際の膣内での当たり方が異なるため、自分がどちらかを把握しておくと、よりセックスでの満足度を高められます

 

 

下付き・上付きは年齢によって変化する

上付き・下付きは年齢によっても変化します。

 

年齢を重ねていくと起こる女性ホルモンの分泌量の低下によって、膣が狭くなったり、お尻周りの筋力の低下によっても変化するためです。

 

また、もともとの個人差や日頃の運動量などでも差は出てくるため、〇歳だから上付き・下付きといったものはありません

 

今の自分が上付き・下付きどちら寄りなのかを知っておくことで、その年齢に応じた、より気持ちの良いセックスができるようになるともいえるでしょう。

 

 

上付き・下付きの違いは? 

上付きか下付きかの違いは、クリトリスの先端から尿道口の距離と、膣口から肛門までの距離で確認できます。

 

上付き:クリトリスの先端から尿道口までの距離が短く、膣口から肛門までの距離が長い

下付き:クリトリスの先端から尿道口までの距離が長く、膣口から肛門までの距離が短い

 

膣口がお腹側に近ければ上付き肛門側に近ければ下付きと考えるとわかりやすいでしょう。

 

 

上付き・下付きはどちらの方がセックスが気持ちいい? 

上付き・下付きは、どちらが劣っていたりセックスが気持ちよくないということはありません

 

「女性器の位置によって感じやすい体位や刺激の角度が異なる」ということなので、自分の身体の特徴を知り、それぞれに合わせた方法でセックスを楽しむことが大切です。

 

上付きの場合は正面からの挿入で快感を感じやすく下付きの場合は後ろからの挿入で刺激を得やすい傾向がありますが、あくまでも目安であり、気持ちよく感じる体位には個人差があります。

 

 

上付き・下付きの判別方法は? 

  1. メジャーで測る
  2. 立った際の見た目で判断する
  3. ショーツのクロッチで調べる

 

自分で簡単に上付きか下付きかを調べる方法は、上記の通りです。

 

 

メジャーで測る

測定の際には、清潔にした柔らかい素材のメジャーを用い、膣口から肛門の距離を調べましょう。金属製のメジャーや硬い定規などは、デリケートゾーンを傷つける可能性があるため使用しないでください。

 

あらかじめ自分の指に基準となる3cmに目印を付けておき、鏡で見ながら目印より長いか短いかをチェックする方法もおすすめです。

 

 

立った際の見た目で判断する

上付き・下付き_前から見たときのチェック方法_図解

 

直立した状態で鏡の前に立った際に、陰裂(割れ目)が見えるかどうかで、上付き・下付きかを確認できます。上付きなら陰裂が見え、下付きは陰裂が見えないケースが多いです。

 

ただし、上付きであっても恥丘の盛り上がりや陰毛などによって割れ目が見えにくい場合があるため、あくまでも目安程度に考えましょう。

 

 

ショーツのクロッチで調べる

クロッチとはショーツの股の部分で、多くのショーツではこの部分の布が二重になっています。

 

1日使用した後のショーツを脱いで、おりものなどの膣分泌液が真ん中よりも上部についていれば上付き、下部についていれば下付きの傾向が強いです。

 

ただし、姿勢や動作によっておりものが付く位置は変わってくるため、1日だけでなく数日観察するとより正確な向きが分かるでしょう。

 

 

上付きにおすすめの体位

上付きの場合、正面からの挿入で快感を得やすい傾向があります。そのため、正常位などの体位がおすすめです。

 

 

正常位

正常位_やり方図解

女性が仰向けに寝転び、男性が覆いかぶさるような体勢で挿入する、定番で人気の体位です。上付きの方は、Gスポットや膣後壁が刺激されやすく、より快感を得やすいです。

 

女性によっては、脚を閉じ気味にすることで膣内の摩擦が増し、快感が高まる場合もあります。

 

膣口が下付き寄りで男性器の挿入が難しい場合は、腰にクッションなど入れて腰がやや上向きになるように調整すると入れやすくなります。

 

正常位のやり方や種類は、以下の記事で詳しく紹介しています。

 

 

対面座位

対面座位_やり方図解

男性が座り、女性が正面から男性の上に跨って座り、行う体位です。体重を利用して、膣の奥や膣壁を効果的に刺激できます。

 

女性が首に腕をまわして後ろに反ると、Gスポットへの刺激が強くなるため、さらに深い快感を味わえます。

 

スローセックスにも向いている体位で、激しく動かずに快感を楽しみたい場合は、カップルトイを利用するのもおすすめです。

 

対面座位のやり方や種類は、以下の記事で詳しく紹介しています。

 

 

おすすめアイテム:iroha SVR

svr

 

男性器に装着して挿入時にお互いに振動を楽しめるラブグッズです。対面座位は女性側が角度を調節しやすいため、自分が気持ちいいと感じる場所を探して、じっくりと振動を堪能しましょう。男性器に装着する以外にも、手指にはめて、相手の体や自分を愛撫する際にも活躍します。

 

 

 

騎乗位

騎乗位_やり方図解

 

男性が仰向けに寝転がり、女性が上に乗って挿入する体位です。角度やピストンの速度など、女性が自分のペースで快感を追求できます。

 

上下に動くほか、腰を前後にグラインドさせると膣内の当たる位置が変わるため、新しい刺激が楽しめます。

 

女性が身体を倒して密着しながらのピストンは、上付きの方が抜けにくい傾向があります

 

騎乗位のやり方や種類は、以下の記事で詳しく紹介しています。

 

 

下付きにおすすめの体位

下付きは後ろからの挿入がしやすく、また刺激を感じやすいため、バックなどの体位がおすすめです。

 

 

後背位(バック)

後背位(バック)_やり方図解

 

いわゆるバックの体位です。下付きの場合は奥まで挿入しやすい角度で、Gスポットのほかポルチオが感じやすい女性にもおすすめです。

 

下付きの女性は、大きく腰を反らしたり、お尻を突き出したりしなくても、すんなりと男性器が挿入できます。四つん這いの姿勢のほか、バックのまま立つ・座るなどの体位にも移行できます

 

上付きの場合、後背位だと挿入がしにくかったり、ピストン時に痛みを感じたりすることもあるため、自分が上付きか下付きかを判断するためにトライしてみてもいいでしょう。

 

後背位のやり方や種類は、以下の記事で詳しく紹介しています。

 

 

側位(背面側位)

側位_やり方図解

 

後側位、横バックと呼ばれることもある背面側位は、男女が同じ向きで横向きに寝そべり、挿入する体位です。

 

奥までの激しいピストンは難しいですが、相手をじっくりと堪能したいスローセックスや、Gスポットの刺激を楽しみたい女性にぴったりの体位といえます。

 

男性の手が空いて、後ろから胸やクリトリスを刺激できるため、ラブグッズを用意すればより盛り上がりますよ。

 

側位のやり方や種類は、以下の記事で詳しく紹介しています。

 

 

おすすめアイテム:iroha mini

 

ハイパワーの振動アイテムで楽しみたいけれど、一般的なローターは小さく、電マは大きすぎる。そんな時に活躍するのが、iroha miniです。つんと尖った先端でピンポイントな刺激を与えられるのが特徴の一つ。セックス・セルフプレジャーどちらでも楽しめます。

 

 

 

屈曲位

「下付きにおすすめの体位はバックばかり……。パートナーの顔が見れないと寂しいな」と思っている方におすすめなのが、屈曲位です。

 

正常位のバリエーションで、折り曲げてくの字になった女性の身体に、男性が覆いかぶさるように挿入し、女性の脚を男性が持ったり、肩に乗せたりする体位です。

 

自ずと膣口の角度が変わるため、正常位でありながら下付きの女性であっても深い挿入が味わえます

 

 

下付き・上付きを知ってセックスをより気持ちよく楽しもう

女性器の上付き・下付きについて、セルフチェックの方法やおすすめの体位をご紹介しました。

 

女性器の位置を知ることで、自分に合った体位を選びやすくなり、新しい体位にチャレンジする際のヒントになります。

 

ただし、セックスの楽しさは女性器の位置だけで決まるものではないため、上付き・下付きにこだわりすぎず、自分とパートナーの「こうしたらもっと気持ちいい」「こうしてほしい」を大事によりセックスを楽しいものにしていきましょう。

 

iro iro irohaでは、セックスをより楽しむための体位の解説や、ラブグッズの紹介もしているので、ぜひ参考にしてくださいね。

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