セックス中の尿意の理由は? 解決方法を紹介
セックス中や後に突然尿意を感じ、困った経験はありませんか?
恥ずかしさや、雰囲気を壊したくないという思いから、パートナーに相談しにくい問題かもしれません。
この記事では、セックス中に尿意を感じる理由や、その対処法、さらに「潮吹き」との関係について詳しく解説します。
注)「ちつ」の解剖学的に正しい表記は「腟」ですが、この記事では一般的な表記である「膣」を使用します。
Index
セックス中に尿意を感じる理由
- 膀胱への圧迫
- 性的興奮
- 不安や緊張
セックス中に尿意を感じるのは、主に膀胱やその周辺の圧迫が原因です。
女性の身体の構造上、指や男性器が膣内やGスポットを刺激することで膀胱にも圧力がかかり、尿意を感じる女性も少なくありません。
性的興奮によって下半身に血流が増加し、女性器への意識が集まる、膀胱周辺の神経が敏感になることがあります。
また、パートナーとの関係が浅くて緊張したり、慣れない環境でのセックス、セックスそのものに対して不安があったりすると、平常時よりも神経が過敏に反応して尿意をもよおしやすくなります。
上記の理由以外にも、膀胱が過敏な状態にある場合や、日頃から頻尿の傾向がある場合、セックス中にも尿意を感じやすくなります。
セックス時以外にも尿意を頻繁に感じたり、尿意が我慢できなかったりする際は、過活動膀胱などの可能性も考えられるため、専門のクリニックでの検査を受けましょう。
過活動膀胱とは… 膀胱が過敏な状態で、尿が十分に溜まっていなくても膀胱が収縮して尿意をもよおすこと |
セックス中の尿意を我慢すると膀胱炎になる可能性も
セックス中に尿意を我慢すると、膀胱炎のリスクが高まります。
膀胱炎は主に細菌感染によって発生しますが、性行為は膀胱炎の一因です。
セックス中に尿意を我慢すると、膀胱内に入り込んだ細菌がたまりやすくなり、感染症が発生する可能性が高いといえます。
排尿は菌を洗い流す作用もあるため、セックス中であっても長時間の我慢は推奨されません。
尿意を我慢すると潮吹きできる?
「尿意を我慢すれば潮吹きできる」という噂を聞いたり、パートナーから言われた経験があったりする方も少なくないのではないでしょうか。
潮吹きは、女性が性的興奮によって液体を噴出する現象です。
尿も潮吹きも、同じ尿道から排出されるため、こういった情報が流れているのではないかと推測されます。
潮吹きの際には、Gスポット周辺への適切な刺激と、心理的なリラックス感が強くかかわっていることが明らかにされています。
そのため、尿意を我慢することで潮吹きが起こるわけではなく、快楽による解放感が高まった際に、潮吹きが起こります。
尿意を我慢していると、快楽よりも違和感や痛みを強く感じる可能性があります。
尿と潮吹きの違いですが、岡山大学が行った研究では、潮吹きの主成分は尿に類似した成分であり、それに加えてスキーン腺からの分泌物も含まれていることが明らかになりました。
・実際の性的刺激による潮吹き現象の液体を分析した結果、主成分は尿であることがわかりました。
・また、液体中の PSA 濃度が尿と比較して高かったことから、スキーン腺からの分泌物も含まれていることが示されました。
引用:女性の潮吹き現象の解明
ただし、潮吹きの液体は無色透明で尿のようなツンとする臭いでなく、潮吹きそのものは快感を伴わないケースも多いです。
潮吹きの経験が少ない場合、セックス中にどちらが起こっているのかを判断するのが難しいと感じることがありますが、色や臭いが一つの判断基準になります。
セックス後に起こる尿意の理由
セックス後に尿意を感じる女性も多くいます。
これは、膀胱や尿道がセックス中に刺激を受けるためです。膣や尿道が圧迫され、膀胱内の尿が少量の場合でも、強い尿意を感じることがあるためです。
セックス後の排尿は、行為中に尿道に入った細菌を排出して膀胱炎を防ぐため、推奨されている行為です。
セックス後のいい雰囲気を壊したくない気持ちは分かりますが、尿意を我慢しながらのコミュニケーションも、つらいものがあります。
お手洗いに行くことを素直に伝えるほか、お風呂でさっとシャワーを浴びるついでにお手洗いに寄ったり、メイク崩れなどを理由に席を外すのも一つの手です。
セックス中に尿意を感じないための解決方法7つ
- 事前にお手洗いを済ませておく
- カフェインやアルコールを控えめにする
- 骨盤底筋を鍛える
- リラックスした環境を作る
- 中イキ・潮吹きの感覚に慣れる
- 刺激の方法や角度を変える
- 体位を変える
1.事前にお手洗いを済ませておく
セックスの前にお手洗いに行って膀胱を空にすることで、膣や膀胱が圧迫された際に尿意を感じにくくなります。
また、「さっきお手洗いに行ったから大丈夫」という安心感も生まれます。尿の臭いが気になる際は、ビデやデリケートゾーン用のふき取りシートの使用もおすすめです。
2.カフェインやアルコールを控えめにする
カフェインやアルコールには利尿作用があるため、セックス前に飲み過ぎると、尿意を感じやすくなります。
カフェインは、コーヒー・紅茶・緑茶のほか、コーラやココア、チョコレートなどにも含まれているため、注意が必要です。
3.骨盤底筋を鍛える
骨盤底筋の力が弱まっていると、子宮などの内臓が下がってきて膀胱を圧迫し、頻尿を引き起こしやすくなります。
骨盤底筋トレーニング(膣トレ)は、尿失禁の予防・改善だけでなく、性的満足度の向上にもつながります。
骨盤底筋トレーニング(膣トレ)については、下記の記事で詳しく紹介しています。
4.リラックスした環境を作る
緊張状態にあると、膀胱が敏感になりやすく、尿意を感じやすくなります。アロマやBGM、照明などでリラックスできる環境を整えましょう。
また、コミュニケーションで解決できる問題があれば、パートナーに不安やリクエストを伝えてみるのもおすすめです。
おすすめグッズ:iroha×五島椿 MASSAGE CANDLE
自分自身に触れて、心と身体を労わる時間を持ってほしい、という思いから生まれたマッサージキャンドルです。
キャンドルの灯りのゆらぎは、1/fゆらぎといわれ、心地よさを感じさせます。溶けたオイルはマッサージにも使用できるため、パートナーとの特別な時間にもぴったりです。
マッサージキャンドルの効果やiroha×五島椿 MASSAGE CANDLEの楽しみ方は、以下の記事でも詳しく紹介しています。
5.挿入や中イキの感覚に慣れる
挿入や中イキに慣れていないと、体験したことがない快感を尿意と勘違いして、セックスを中断させる原因になります。自分の身体を知るためは、挿入系のアイテムによるセルフプレジャーが有効です。
おすすめアイテム:iroha koharu
指一本ほどの細さのため、挿入系のアイテムが初めての方や、セックス自体が未経験の方にもおすすめのアイテムです。花のつぼみをモチーフにしたボディがしなやかに曲がるため、スムーズに身体にフィットします。やさしい振動からパワフルな振動まで、好みの強さに調節できるのもポイントです。
6.刺激の方法や角度を変える
挿入時に感じる尿意は、刺激の角度が原因であるケースもあります。
特にGスポットがあるとされるお腹側の膣壁を刺激すると、その付近にある膀胱にも圧迫感を感じて尿意を感じる方も少なくありません。挿入角度や刺激の強さをパートナーと相談しながら調節してみましょう。
7.体位を変える
膀胱への圧迫が少ない体位に変更することで、尿意を軽減できる可能性があります。
おすすめの体位は側位で、下腹部全体への負担も少ないため、妊娠中にもおすすめの体位として知られています。挿入角度の調節が難しいですが、密着感が高く、相手の体温を感じられる人気の体位です。
尿意にとらわれない、気持ちのいいセックスを
セックス中や後の尿意について、その理由や解決方法、おもらしと潮吹きの違いを解説しました。
尿意を我慢すると、膀胱炎のリスクが高まるだけでなく、気持ちいいセックスを行えません。尿意を感じやすい方は、ご紹介した方法をぜひ試してみてくださいね。
自分の身体の変化を理解し、我慢しないことで、より安心した環境でリラックスしたセックスを楽しめます。
Xで記事をシェアすると「iroha petit」が当たる!
iro iro irohaの記事の感想をXでシェアしてくださった方の中から、毎月抽選で3名様に、98%が水分でできた使い切りのセルフプレジャーアイテム「iroha petit」をプレゼントいたします。
【応募方法】
STEP1
記事を読む
STEP2
下記のボタンからXで感想とともにシェア!
自動で表示される文章は削除しないようお願いいたします。
STEP3
【注意事項】
・応募者の中から抽選のうえ、当選者を決定いたします。
・iroha petitの種類はお選びいただけません。
・当選者のみに、iroha公式X公式アカウント(@iroha_PR)からダイレクトメッセージをお送りし、プレゼント発送に関するご案内及びプレゼントの発送先の確認をさせていただきます。
・キャンペーンにつきましては、事前に告知することなく、変更・中断あるいは終了する場合がございます。