セックスで疲れる…原因と対策方法を紹介
セックスは、パートナーとのコミュニケーションを取る方法の一つです。相手との濃厚な時間は、深い幸せを感じる方も多いでしょう。
しかし一方で、体力や気力を消耗することもあり「疲れる」とネガティブに捉えてしまうこともあるかもしれません。
そこで今回は、セックスで疲れる原因と、できるだけ疲れを感じないための方法について解説します。
Index
セックスが疲れると感じる原因
セックスをして疲れると感じるのは、いくつかの要因があります。
セックスや睡眠時間などの物理的な原因だけでなく、病気の症状が原因となっている可能性もあるため、自身の状態がどこに当てはまるか、チェックしてみてくださいね。
体力の消耗によるもの
手や舌を使う前戯では、激しく動く必要がないためあまり体力を消耗したと感じにくいですが、いざ挿入となると、ピストンによってある程度の動きが発生します。
挿れる側の男性の方が物理的に動きは激しくなりやすいですが、受ける側の女性も、受け止めるだけでも筋力と体力を使います。
特に「駅弁」などのアクロバティックな体位は、姿勢を保つだけで体力を消耗することがあります。
さらに、騎乗位や座位など、女性主導の体位の場合は、男性よりも動きを求められるでしょう。
しかも、気持ちが高まったり、快感のあまり夢中になったりすると、いつもより動きが激しくなり、より疲れを感じるかもしれません。
また、動きが激しくなかったとしても、2回、3回とセックスの回数が多くなった場合や、長時間の挿入も、じわじわと体力が削られる可能性が高いでしょう。
行為後に睡眠不足になっている
セックスの後の睡眠事情も、翌日以降の疲れの要因になる可能性があります。
例えば、いつも寝る時間や深夜にセックスを始めると、どうしても睡眠時間を削ってしまうことになります。次の日に「寝不足だな」と感じると、「セックス=疲れるもの」と捉えてしまうかもしれません。
また、射精後すぐに性欲が収まる男性に比べ、女性はじわじわと落ち着く傾向があるため、セックスが終わった直後はまだじんわり興奮していることがあります。
すぐに眠れなかったり、ついついスマホを見てしまったりして、睡眠不足になってしまうこともあります。
そして睡眠環境の点から見ると、パートナーと一緒に眠ることで、いつもよりぐっすり眠れないと感じる方も少なくないでしょう。
セックス後はパートナーと寄り添って眠る幸福感もありますが、睡眠の質を鑑みると、眠りが浅くなりやすい環境といえそうです。
気疲れによるもの
セックスはコミュニケーションの一つなので、ある程度の気遣いも必要になります。
愛撫をする時もされる時も、相手のことを思うことで感度も高まります。
しかし、逆に気を遣いすぎて疲れてしまったり、そもそもセックスに乗り気でないのに流されたりするとより心身ともに疲れてしまうでしょう。
また、愛撫があまり気持ちよくない時や、得意ではないプレイをする時も、どう対応したらよいかわからず、相手の期待や反応に合わせて我慢したり、気を遣ったりすることもあるかもしれません。
その他にも、体調的に濡れにくい、生理がきそう、愛撫に自信がないなど、不安を抱えながらのセックスは疲れを感じやすいでしょう。
オーガズム後症候群(POID)の可能性
セックス後に風邪のような体調不良が数日間続く場合は、オーガズム後症候群(POID)という疾患の可能性もあります。
原因は免疫反応やホルモンバランスの乱れと考えられていますが、詳しいメカニズムはまだ解明されていません。
全身の倦怠感、筋肉痛、頭痛、記憶力低下などが起こり、まるで風邪やインフルエンザのような症状が見られます。
病院で診断されると、生活習慣の改善や免疫調整薬による治療を行います。
オーガズム後症候群(POID)は男性に多いとされていますが、女性でもかかることがあります。セックスの後に体調不良が続く時は、婦人科に相談してみましょう。
セックスで疲れを感じる時の対処法
「セックスは疲れる」と感じると、セックスに対して消極的になってしまうかもしれません。
しかし、実はセックスは上手く活用すれば、パフォーマンス向上にも役立ちます。そこで、できるだけ疲れを感じにくくセックスを楽しむための方法を紹介します。
疲労回復に役立つ栄養を摂取する
普段の生活と同じように、セックスで疲れを感じたら栄養を摂って疲労回復に努めましょう。もちろん、日頃から積極的に摂れば、疲労を感じにくい体づくりにも役立ちます。
疲労回復には、豚肉、玄米、納豆などのエネルギー代謝を助けるビタミンB群、また乳製品、小魚、豆腐に含まれ、筋肉や神経を整えるカルシウム、そしてレバー、ほうれん草などの酸素供給を支える鉄分が効果的です。
さらに、柑橘類、キウイ、ピーマンに含まれる抗酸化作用のあるビタミンCや、イカ、タコ、貝類などの疲労物質を分解するタウリン、そしてアーモンド、バナナなど代謝を促すマグネシウムも積極的に摂ると良いでしょう。
毎日の食事で栄養バランスを整え、疲労を回復しながらセックスを楽しんでみましょう。
iro iro irohaでは、クリエイターのまゆなむさんによる「エロスごはん」のレシピ紹介記事もあります。ぜひ、あわせて参考にしてくださいね!
画像出典元:春の疲労回復に! 心とからだを労わる 簡単時短レシピ 3選【エロスごはん】
スローセックスや女性上位の体位を提案する
女性優位の騎乗位や座位は自分が動くので疲れやすいですが、逆に考えると、自分のペースでピストンができる体位とも言えます。
疲れない程度の動きを保ち、じっくりと挿入感を楽しんでみましょう。
また、ゆったりとしたペースでリラックスしながら行う「スローセックス」も、疲れずに満足度の高いセックスを楽しむ方法の一つ。
下記で詳しく解説しています。
スローセックスの中でも、5日間かけて行う「ポリネシアンセックス」は、「究極のセックス」と呼ばれるほど、じっくりと気持ちを高めて一つ一つの感覚を味わえます。射精を目的としないので、ピストンで疲れてしまう方におすすめです。
ポリネシアンセックスについては以下のページで詳しく解説していますので、チェックしてみてくださいね。
パートナーに相談する
セックスは相手あってこその行為です。自分だけが疲れないように工夫するのは難しい場合もあるかもしれません。
もしパートナーを求める気持ちがあっても、セックスに対してネガティブな思いがあるなら、まずパートナーに相談してみましょう。
疲れを感じる理由がわかっている時は、お互いが楽しめそうな方法を考えて取り入れてみてください。
また、睡眠の環境に問題がある時は、ベッドを別にしたり、寝やすい体勢やこだわりなどを伝えたりして、一緒に睡眠の質を落とさない工夫をしてみましょう。
疲労感以外にも気になることがあれば医療機関へ
セックスの後の疲労感だけでなく、気になる体調不良がある場合は、なんらかの疾患が隠れている可能性もあります。
特に、不正出血や頭痛、腹痛、重い倦怠感などの症状がある時は、できるだけ早く医療機関に相談しましょう。
セックスで疲れる時はスローでOK。自分たちらしい方法で楽しもう
体勢がつらい体位や複数回、長時間のセックスは、疲れを感じやすくなります。また、セックス後の睡眠環境によっても、疲労感を覚えやすいでしょう。
そして、セックスで気持ちいいと感じられずに気疲れしてしまう時は、セルフプレジャーで自分の感じる場所や触れ方を探ってみるのもおすすめです。
そもそも、セックスは”激しさ”ばかりが気持ちよさにつながるわけではありません。
お互いが心地よいと感じられるペースや体位でセックスを楽しめば、疲れたとしても「満足感」や「心地良さ」に包まれるはずです。自分たちらしい方法を見つけて、ポジティブにセックスを楽しんでみてくださいね。
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