みんなのセルフプレジャー研究所 vol.1 〜初体験の年齢は?頻度は?〜
身体の求める「気持ちよさ」に応えるためのセルフプレジャー(マスターベーション)は、女性にとってヘアトリートメントやネイルと同じセルフケアの一環。ですが、パーソナルな体験だからこそ、誰かに「してる?」とは聞きづらい現状があるのではないでしょうか。
そこで今回は、最初にした年齢や頻度など、日本女性のセルフプレジャー事情を、世界の調査データからピックアップ!
する人もしない人も、これを読めばきっとその印象が変わるはず。「そうだったんだ!」「わかるわかる」と驚いたり共感したりしながら、じっくりとお楽しみください♪
ちなみにこの結果は、「iroha」を発売する株式会社TENGAが、日本、韓国、中国、台湾、アメリカ、イギリス、フランス、スペイン、ドイツの9か国を対象に実施した2019年のグローバル調査から、日本人女性492人のデータを抜粋したもの。毎年実施しており、2018年度の結果も、月刊TENGAで公開中です。
Index
初体験の年齢から平均時間、するときのルーチンまで、いろいろ聞いてみました!
Q1. セルフプレジャーをしたことはある?
半数以上の女性が経験アリにも関わらず、「こんなことをするのは私だけなんじゃないかと思っていた」といった声を聞くこともよくあります。
まだまだ話題に出づらい女性のセルフプレジャーですが、多くの女性がしている当たり前のこと。マッサージやトリートメントのように、自分の身体を心地よくしてあげるセルフケアのひとつで、恥ずかしくも後ろめたくもないことなんです!
Q2. 初めてセルフプレジャーをした年齢は?
身体が大人に変化していく時期に、初めてするようになった人が多いよう。実際「iroha」チームにも「親にバレないかドキドキしながら楽しんでいた」というメンバーがいました(笑)。
一方で、幼い頃から「デリケートゾーンはむやみに触っちゃだめ」と言われて育った人も多く、それが後ろめたさを感じる要因になっているのかもしれません。
セルフプレジャーを通して自分の身体を知るのはとても大切なこと。やみくもに隠したり遠ざけたりすることで、誰にも相談できずに悩んでしまうこともあるようです。する人にもしない人にも、セルフプレジャーを「自分と向き合う自然な行為」として考えてもらいたいと思っています。
Q3. セルフプレジャーをする頻度は?
「1か月に数回」が半数近く、次に「習慣ではない」が多く、人によって頻度はさまざま。生理前に頻度が増えるといった意見もありました。
よく「週に何回するのがいいの?」と質問されますが、お医者さんいわく、特に目安はないそうです。毎日してもいいですし、したくなかったら無理にしなくてもいい。頻度の変化を、自分の身体の状態を知る手がかりにしているという声もありました。
身体が求める心地よさに従って、日々のセルフプレジャーを楽しみましょう!
Q4. 1回のセルフプレジャーにかける時間は?
「寝る前に5分でさくっと」「スペシャルな日は1時間くらい、じっくり時間をかけて」など、かける時間はその日の状況によってさまざま。
お休みの日にパックやトリートメントでからだのスペシャルケアをするように、間接照明をつけたりアロマオイルを灯したりして、心地よい雰囲気でするのもおすすめです。
じつは、オーガズムにはリラックス効果もあるんですよ。セルフプレジャーでストレスを解消している人も多いので、心と身体のケアとして取り入れてみるのはいかがでしょうか。
Q5. よくセルフプレジャーをする時間帯は?
予想通りかもしれませんが、夜7時~朝6時の夜の時間帯が多い結果に。夜寝る前の習慣としてしている人も多いようです。なかには、「実家暮らしなので、一人になれる入浴時にしている」という人も。
眠れない夜はセルフプレジャーでリラックスして、次の日を元気に迎えられるといいですよね。
Q6. セルフプレジャーをするときのルーチンは?
男性と大きな差があったのがこちらのセルフプレジャーのルーチン。男性のTOP3は「アダルトコンテンツを見る」「イマジネーションを膨らませる」「写真を見る」でした。
男性は視覚的な刺激に性的興奮を感じやすく、女性は音声や性を連想させる事象に性的興奮を感じやすいという研究結果もあるそうです。
周りの女性からは、「直接的な性表現よりも、仕草や表情、人間関係やシチュエーションのほうにときめく」という話もよく聞きます。男性と比べて「イマジネーションを膨らませる」「官能的なストーリーを読む」が多いのも、男女の感じ方の違いによるものかもしれませんね。
セルフプレジャー体験は千差万別! あなたはどうですか?
……ということで、日本女性のリアルなセルフプレジャー事情をお届けしました。
アンケート調査で「傾向」が明らかになりましたが、これらは決して「正解」というわけではありません。する人もしない人も、あくまで自分自身が心地よく過ごすために、セルフプレジャーと向き合ってみてくださいね。
そして次回は、「セルフプレジャーをする目的」や「アダルトグッズの使用経験」など、さらに詳しいアンケート結果を大公開しちゃいます! こちらもぜひお見逃しなく♪
出典データ
標題:TENGA Global Self-Pleasure Report 2019
※9か国10,054人(18歳〜54歳)を対象に行った調査のなかから、日本人女性(492人)のデータを抽出
調査主体:TENGA
調査時期:2019年3月~4月
調査方法:インターネット調査
調査機関:PSB