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潤滑ゼリーの使い方とは? ローションとの違い・選び方を解説

潤滑ゼリーアイキャッチ画像

 

潤滑ゼリーは、潤い不足による性交痛(挿入時に感じる膣内の痛み)を緩和するのに便利なアイテムです。

 

潤滑ゼリーは、ローションとは異なり、膣内に入れて使うことが想定されています。しかし、どのタイミングでどのように塗布して使うかわからないという方も多いのではないでしょうか。

 

この記事では、潤滑ゼリーのタイプ別の正しい使い方や、ローションとの違い、自分に合った潤滑ゼリーの選び方など、詳しく解説します。

 

 

潤滑ゼリーの使い方とは? 

 

潤滑ゼリーは、デリケートゾーンや膣内に潤いを補給するアイテムであるため、膣に注入しやすいように、チューブやピストン式など専用容器に入っているものもあります。

 

そこでここからは、潤滑ゼリーの正しい使い方を、製品タイプ別に紹介します。

 

 

手に取って塗るタイプ

手のひらに出して、手で塗るタイプの潤滑ゼリーは、使用量の調節がしやすく扱いやすいことが特徴です。

 

<使い方の手順>

 

  1. 挿入の直前に潤滑ゼリーを用意する
  2. 清潔な手で、潤滑ゼリーを適量(500円玉程度が目安)をとる
  3. デリケートゾーンをほぐしながら膣口に塗布する

 

無理に膣の奥まで入れようとせず、入り口付近からほぐすように塗布しましょう

 

 

専用容器タイプ

潤滑ゼリーには、膣内に直接挿入できる専用容器(チューブタイプ、ピストン容器タイプなど)に入ったものがあります。

膣の奥まで濡れた状態にしやすいことがメリットです。

 

一方で、ゼリーが乾いて潤い不足を感じたときゼリーを追加しづらい、ゼリーの量の調節がしづらいなどのデメリットもあります。

 

<使い方の手順>

 

  1. 挿入の直前に潤滑ゼリーを用意する
  2. 清潔な手で容器を開ける
  3. 膣内に挿入しゼリーを注入する

 

※使用方法は製品によって異なります。使用前に必ず各製品の使用方法を確認してください。

 

 

潤滑ゼリーとローションの違いは? 

潤滑ゼリーとローションは、どちらも性行為の際に使用するジェルという点でよく似ています。

 

しかし、潤滑ゼリーとローションは、粘度と使用目的が大きく異なります。

 

以下に、潤滑ゼリーとローションの違いをまとめました。

 

  粘度 使用目的
潤滑ゼリー

低い。塗布するとさらっとした感触

挿入時の潤い不足による痛みの緩和

ローション

高い。ヌルヌルとした感触

愛撫やマッサージの時に摩擦を減らし、快感を得やすくする

 

それぞれの粘度と使用目的について、さらに詳しく解説します。

 

粘度の違い

潤滑ゼリーはデリケートゾーンや膣内での使用を前提に作られていて、手に取った時にはぷるっとしたテクスチャが多いですが、肌に馴染ませるとサラサラした質感に変化します。

 

一方ローションは粘度が高く、ヌルヌルと粘り気があるテクスチャです。

 

吸水性の増粘剤を使用していることが多く、潤滑ゼリーと比べて乾燥しやすい特徴があります。

 

 

使用目的・タイミングの違い

潤滑ゼリーの使用目的は、潤い不足による性交痛の緩和です。

 

使用のタイミングは、挿入の直前にデリケートゾーンや膣内に注入します。

 

パートナーの前で使用することに抵抗がある場合には、性行為の前に事前に仕込んでおくことも可能です。

 

一方ローションは、愛撫やマッサージの際に摩擦を少なくし、快感を得やすくするために使用します。潤滑ゼリーと異なり水分を吸収する成分が含まれるため、性交痛緩和を目的とした膣内での使用はできません

 

性交痛が気になるときは、ローションではなく必ず潤滑ゼリーを使用しましょう

 

 

潤滑ゼリーの選び方

潤滑ゼリーはデリケートゾーンや膣内で使うものだからこそ、安全で使用感の良いものを選びたいですよね。

 

潤滑ゼリーには成分が異なる次のタイプがあります。

 

ウォーターベース 水分量が多く、サラサラとした使い心地。使用後洗い流す必要がなく、コンドームやラブグッズとの併用もできる。
シリコンベース 粘度が高く乾きづらい。使用後は洗い流す必要がある。シリコン製ラブグッズとの併用はできない。
オイルベース とろっとした質感で乾きづらい。使用後は洗い流す必要がある。コンドームとの併用はできない。

 

ここではどのタイプを使えばいいのかわからない人のために、潤滑ゼリーの選び方について詳しく解説します。

 

 

セックスで使用するならウォーターベースが◎

セックスの挿入時に使用するなら、ウォーターベースの潤滑ゼリーがおすすめです。

 

ウォーターベースなら、コンドームやラブグッズに触れても安全に使用できます。

 

さらに、ウォーターベースの潤滑ゼリーは水分量が多く、使用後も洗い流す必要がないので安全かつ気軽に使用できます水分が多いため行為中に蒸発してしまうことがあるので、乾いてきたと感じたら追加して使用します。

 

 

粘度が高いほど乾きにくい

性交痛が強い、または長時間潤いを保ちたい人は、シリコンベースかオイルベースの潤滑ゼリーがおすすめです。
これらの種類は粘度が高く、ウォーターベースよりも乾燥しにくい特徴があります。

 

シリコンベースのものは、シリコン製のラブグッズやコンドームを劣化させてしまう可能性があるため、併用ができません

 

またオイルベースのものもコンドームとの併用ができないので注意が必要です。そのため、使用目的に応じて慎重に選ぶようにしましょう。

 

 

アレルギーの心配がないか成分をチェックする

体質によっては、潤滑ゼリーの成分でアレルギー反応が出る可能性もあります。

 

潤滑ゼリーに含まれていてアレルギー反応を起こす可能性がある成分としては、アルコールやシリコンがあげられます。

 

アレルギーの心配がある人は、製品の成分をよく確認して購入するようにしましょう。

 

 

コンパクトなサイズ感だと持ち運びに便利

チューブタイプを始めとしたコンパクトサイズの潤滑ゼリーは、持ち運びに便利です。

 

ホテルや旅先、パートナーの家などで使用することが多い人は、持ち運びしやすいかどうかも踏まえて購入しましょう。

 

 

潤滑ゼリーおすすめ3選

iroha、TENGAヘルスケアで取り扱う潤滑ゼリーを紹介します。全て水溶性の潤滑ジェルなので、拭き取り不要で使えます

 

iroha SMOOTH GEL

 

iroha SMOOTH GEL

 

iroha SMOOTH GELは、適度な糸引きで潤いが長持ちするのが特徴です。

 

無香料なのでラブタイムでも使いやすく、必要な量だけ出せるようなチューブボトルタイプで、伸びの良い使いやすい質感も魅力の一つです。

 

「潤滑ゼリー」「デリケートゾーン用のジェル」という記載がないので、部屋に置いても目立ちにくいでしょう。

 

ラブタイムはもちろん、セルフプレジャーでもアイテム挿入時にお使いいただけます。

 

 

 

iroha MOIST GEL

iroha MOIST GEL

iroha MOIST GELは、ぷるんとした質感で、デリケートゾーンの保湿にも使える潤滑ゼリー。液だれしない粘度で、手に取り出しやすく、肌にスッと馴染むのが特徴です。

 

ほんのり香るゆずとイランイランの香り付きで、ラブタイムの時には、よりリラックスして楽しんでいただけるでしょう。

 

潤滑ゼリーを使用後も、ふき取りやすく、ぬるま湯で簡単に洗い流せます。セルフプレジャーの時にはアイテムに塗布して使用いただくのもおすすめです。

 

 

TENGAヘルスケア MOIST CARE GEL

 

TENGAヘルスケアMOIST CARE GEL

 

モイストケアジェルは、性の悩みや問題を解決するブランドとして15年の実績を持つTENGAヘルスケアが開発した潤滑ゼリーです。

 

潤滑ゼリーの中では唯一の医薬部外品で、潤いを与えるだけでなく、炎症を抑える成分「グリチルリチン酸2K」を配合しています。
若い女性から年配の方まで、乾燥やラブタイム時の違和感に悩む多くの方におすすめです。

 

水溶性で無臭なので、使用後の拭き取りも簡単です。また、チューブタイプのほか、携帯したいときに便利なパウチタイプもあります。

 

潤い不足からパートナーとのセックスが楽しめない、性行為が怖いという人は、TENGAヘルスケアのモイストケアジェルを試してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

潤滑ジェル3選の比較表

 

  iroha SMOOTH GEL iroha MOIST GEL TENGAヘルスケア MOIST CARE GEL
商品画像 iroha SMOOTH GEL iroha MOIST GEL TENGAヘルスケアMOIST CARE GEL
価格(税込) 1,320円 1,320円 1,210円
容量 100g 100g 50g
質感 伸びよく、とろける質感 ぷるんとした質感 なめらかでさらっとした質感
粘度 適度な糸引き 糸引き・ベタつきがない 糸引き・ベタつきがない
香り 無香料 ゆずとイランイランの香り 無香料
特徴

なめらかさが長持ち

潤滑ジェルとしてだけでなく、デリケートゾーンケアの保湿剤としても使用可能 医薬部外品であり、うるおいを長持ちさせ、炎症を抑える成分を配合

 

iro iro iroha 編集部
iro iro iroha 編集部
潤い不足が気になっているけど、痛みはそこまで感じないという方や、ラブタイムだけでなく、セルフプレジャーでも使えるものを探している方には、iroha SMOOTH GEL、iroha MOIST GELがおすすめです。

 

潤い不足による性交痛の痛みが毎回のように気になっている方には、抗炎症成分も配合しているTENGAヘルスケア MOIST CARE GELがおすすめです。

 

痛みが酷い場合には、潤い不足以外が原因の可能性もあるため、一度医療機関も受診するようにしましょう

 

irohaの公式Xでは、iroha SMOOTH GEL、iroha MOIST GELを動画で比較しています。

 

 

また、下記では、iroha女性社員が「iroha SMOOTH GEL」「iroha MOIST GEL」について討論しているので、実際の使用感が気になるという方や、どちらが良いか迷うという方は、ぜひあわせてご覧ください。

 

 

潤滑ゼリーを使ってパートナーとの時間をさらに快適に

潤滑ゼリーは、潤い不足による性交痛の緩和に効果的なアイテムです。種類も豊富でそれぞれ特性が異なるため、この記事で紹介した正しい使用方法や選び方に注意し、安全に利用することが大切です。

 

潤い不足は、加齢のほか体質やストレスなどが原因でも起こります。痛みを我慢せず、潤滑ゼリーを活用して快適にパートナーとの時間を楽しみましょう。

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