濡れやすい・濡れすぎて気持ちよく感じられない…対処法を解説
膣の潤いは、セックスの挿入時に潤滑油の役割があります。
濡れていると、挿入しやすいだけでなく、スムーズにピストン運動ができるためお互いに気持ちよく感じられます。
しかし、その反面で濡れすぎていると男性器が抜けやすくなったり、挿入時の感覚が鈍くなったりすることもあり、不安や悩みを抱えている女性もいます。
そこで今回は、濡れやすい要因や対処法について解説します。
注)「ちつ」の解剖学的に正しい表記は「腟」ですが、この記事では一般的な表記である「膣」を使用します。
Index
濡れやすい・濡れすぎる原因
濡れやすさや濡れすぎるのには、どんな要因があるのでしょうか。膣が潤いやすいと感じている方は、原因をチェックしてみましょう。
体質・体調によるもの
セックスやセルフプレジャーなどで性的興奮を感じることで、膣粘膜から分泌される水分がいわゆる「愛液」です。
愛液が分泌されるのは、膣内に男性器が挿入された時に摩擦で痛みが出ないよう防ぐためであり、生理現象の一つです。
汗をかきやすい人とかきにくい人がいるように、愛液も体質的に濡れやすい人と濡れにくい人がいます。愛液の元は血液でもあり、血行の良い人も濡れやすい傾向があります。
また、女性ホルモンの影響により、濡れやすくなることもあります。特に生理が終わった後から排卵日まで、また妊娠中はエストロゲンの分泌が増えるため、愛液の量も多くなりやすいでしょう。
日常的に愛液が多い場合は異常分泌の可能性も
愛液とは別に、膣の分泌物には「おりもの」もあります。
ただし、愛液は男性器との摩擦を防ぐために膣から分泌されるのに対し、おりものは腟内を清潔に保つため子宮内膜と腟の両方から分泌されるため、どちらも生理現象の一つではありますが、全く別物になります。
もし、性的興奮を感じていないにもかかわらず日常的に膣が濡れやすい時は、性感染症や膣炎などにより、愛液、またはおりものが異常に分泌されている可能性があります。
通常、愛液は無色透明で無臭、手触りもさらさらしていますが、強い臭いや、膿のようにドロッとした状態になっていたら、女性器になんらかのトラブルが発生しているかもしれません。
性感染症は、早く正しい治療をすれば、ほとんどがきちんと治ります。異常を感じる時は、できるだけ早く婦人科を受診しましょう。
デリケートゾーンのトラブルについては下記で紹介しているので、ぜひあわせて参考にしてください。
濡れすぎて気持ちよく感じられない時の対処法
濡れすぎると気になるのが、セックスでの男性器の抜けやすさや、摩擦が弱くなり挿入感が鈍くなることです。セルフプレジャーでも、挿入感が弱くなってしまうと満足度が下がってしまうでしょう。
ここからは、濡れやすくてもセックスやセルフプレジャーを楽しめる対処法をご紹介します。
抜けづらいセックス体位を試してみる
濡れた状態で浅い挿入を行うと、そもそも男性器が抜けやすくなります。濡れやすい時は、できるだけ抜けないよう、深く挿入できる体位を試してみましょう。
ただし、挿入の深さは膣の位置によっても異なり、抜けにくさも変わります。
位置には「上付き」と「下付き」があり、膣口が肛門より3〜4cm以上あれば上付き、3cm以下なら下付きと考えられています。
自分の膣の位置がどの辺りなのかを把握しておくと、より抜けにくい体位を意識することができるでしょう。
女性器の上付き・下付きの違いや、チェック方法については以下のページで詳しく解説していますので、参考にしてみてくださいね。
上付きの方におすすめ体位
膣が上付きの女性におすすめの抜けにくい体位は、正常位と騎乗位です。
正常位は女性が仰向けに寝転び、男性が上から覆いかぶさるような体勢で挿入する体位です。
男性と密着すればするほど深く挿入され、濡れやすい時も抜けにくくなります。
また、騎乗位は男性が仰向けに寝転がり、女性が上に乗って挿入するため、より深く挿入できます。
女性が膝を床につけた状態で足を使って動かせば、上下にピストンができるため抜けにくく、さらに内ももに力を入れやすく締められるため、摩擦感も味わいやすいでしょう。
下付きの方におすすめ体位
下付きの女性にとって抜けにくい体位としては、屈曲位と寝バックがおすすめです。
屈曲位は正常位のバリエーションで、腰を折り曲げて「くの字」になった女性に男性が覆いかぶさるように挿入する深山本手とも呼ばれている体位です。
上げた足は、男性の肩や腕に引っ掛けます。「くの字」になることで腰が持ち上がり、膣の位置が高くなるため、向き合っても深く挿入ができるようになります。
寝バックはバックのバリエーションの体位で、足を伸ばしてうつ伏せになった女性に、男性が後ろから覆いかぶさり挿入します。
そもそも、お尻側が上向きになるバックは下付き女性が得意な体位です。
さらに寝バックは通常のバックよりも足を閉じている分、膣が締まり挿入感が強くなります。潤いが強い方がスムーズに動かしやすく、濡れやすい女性にぴったりの体位でしょう。
濡れやすく、シーツに愛液がついてしまうのが気になる方は、繰り返し使える防水マットを使用すると、安心してセックスに集中できるでしょう。
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膣トレで膣圧を高めて感度を上げる
濡れすぎてしまうと、摩擦感が弱まり、挿入時の感覚が鈍くなってしまうことがあります。
より挿入感を高めるために、膣トレで膣圧を鍛え、物理的に感度を高めてみましょう。
膣トレの詳しいやり方や効果については、以下のページでも解説していますので、チェックしてみてくださいね。
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一度休憩をしてリセットする
セックスやセルフプレジャーをしながら「濡れすぎている」と感じた時は、一度休憩を挟んでリセットしてみましょう。
強い興奮を少し抑えることで、潤いを調整できるでしょう。
もし、セックスでの二人の雰囲気を冷ましたくない時は、相手への愛撫に集中してみるのもおすすめです。
相手がどうしたら感じてくれるかを理性的に考えることで、相手とのムードを壊さずに、自分の興奮のベクトルを変えることができるでしょう。
濡れやすい・濡れすぎるのは体質によるもの 膣トレを試してみるのもおすすめ
愛液の分泌は生理現象です。濡れやすかったり、濡れすぎたりするのは、体質による部分が大きいでしょう。
もし日常的に濡れすぎる、愛液に異常がある時は、病気の疑いもあるので、病院を受診してください。
濡れすぎのためにセックスで抜けやすい、挿入感が弱いと感じる時は、抜けにくい体位を試し、膣トレを実践してみましょう。
密着感が高まり、お互いに気持ちよく感じられます。
また、もし濡れすぎたと感じた時は、セックスやセルフプレジャーの後にデリケートゾーンのケアも忘れずに行いましょう。
愛液や汗が付着したまま放置すると、デリケートゾーンのトラブルが発生する可能性もあります。デリケートゾーン専用のソープなどで汚れをすっきり洗い流し、清潔を保ちましょう。
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